2019年1月6日

目標設定術

ビジョン実現には「ステキな勘違い」をしよう。

 

物事が上手くいく時って

 

どこかに
「上手く行く予感」を
持っていることが多いと思います。

 

逆に、
上手く行くような
気がしない時は
それに相応しい現実になる。

 

 

 

その感覚をわたしは
懐かしい未来
読んでいます。

 

 

言葉を変えれば
未来の出来事なのに
もう成った
という感覚です。

 

未来なのに
完了形という矛盾した感覚が
実は成功のカギを握ると
考えています。

 

自信と予感は
似ているようで
違う感覚だと思います。

 

自信がある人は
勝つと確信している
という
感覚だと思います。

 

それに対し
予感を感じる人は
勝ったと確信している
という感覚になります。

 

そういう経験
ないでしょうか。

 

 

 

 

 

平昌五輪で
金メダルを獲得した
小平奈緒選手は

 

地元の信濃毎日新聞の
インタビューで
こんな不思議なことを言っていました。

 

五輪に出たいのではなく
私は将来この舞台に
立っているんだろうなと思った。
すごい勘違いですけれど。

 

 

まさに

未来を懐かしんでいる。
未来を完了させている。

というコト。

 

 

言葉にすると
矛盾した事象を
心の中で起こしているんですね。

 

それだけ練習を
積んできたとも言えますが
同じように練習をしている選手も
いるわけです。

 

 

未来を引き寄せるには
練習と同じくらい

勘違い

これが
大切なのだと思います。

 

この勘違い、
昔からイメージトレーニングが
有効だと言われています。

 

脳は理性では
現実とイメージの区別はついても

 

モチベーションを司る
情動の脳では区別できないと言います。

 

なので
未来なのに完了した
という勘違いが
生まれるというコト。

 

企業のビジョンも
まったく同じだと思います。

 

社長だけでなく社員も

「未来を懐かしむ」
「未来を完了させる」

ことが
大切だと考えています。

 

全員参加で
会社の未来を創り
未来を懐かしむ。

 

企業が作る経営計画書は
面白みがないと感じています。

 

理屈は分かりますが

「ごもっとも」

という感想で
終わるものが多い。

 

ワクワクも
ドキドキもしないし
感情が動かない。

 

あっ、でも

「未達成に
 なったらどうしよう…」

という
ドキドキはあるか(笑)

 

 

 

 

 

毎月行っている
目標設定セミナーでも

 

数値だけでなく
ビジュアリゼーションという
未来を可視化する作業があります。

 

目標が達成されて
みんなでガッポーズを
している写真や

 

すでに
楽しんでいるかのような
旅行の風景

 

お客様が
笑顔で喜んでいるような
情景など

 

未来の
出来事なのに

もう成った

という感覚が
未来を引き寄せます。

 

出来上がった
ビジュアリゼーションを
見たとき

 

 

 

みんなで
ニンマリできたら

 

 

 

すでに
「未来なのに完了した」
という
ステキな勘違い
生まれます。

 

 

会社でも
オリジナルの
懐かしい未来
創ってみるといいですね。

 

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