2019年1月17日

繁盛のタネ

儲かっているから社員が元気なのか。社員が元気だから儲かるのか。

 

 

経営をしていると

 

卵が先か鶏が先か

という
課題に直面します。

 

 

たとえば

儲かっているから
社員が元気なのか。

社員が元気だから
儲かるのか。

というものがあります。

 

 

わたしは
どちらが先かは
さほど問題ないと考えています。

 

希望があるかどうか。

 

だと考えるのです。

 

 

希望がある

元気になる

業績が良くなる

もっと元気になる

 

今回は
そんな好循環を生み出すために
大切なことを考えたいと思います。

 

 

 

 

 

 

アントニオ猪木さんは

元気があれば
何でもできる!

言いましたが

 

わたしは
その考えに共感しています。

 

それでは
元気はどこから来るのか。

 

と言えば

希望だと考えています。

 

その昔、
高度経済成長期の日本は
今ほど裕福ではありませんでした。

 

でも
今日より
明日はよくなる!

という
希望があった。

 

だから
みんな元気に
満ち溢れていました。

 

今は、当時よりも
ずっと裕福になりましたが

 

希望よりも
不安が先行しているように感じます。

 

今、儲かっていなくても
希望がある会社は社員が元気です。

 

知名度が低く
風が吹けば飛ばされてしまう
小さな会社でも

 

夢がある会社には
優秀な人材が来てくれます。

 

人は、
持っていない時は元気です。

 

「持てるかも」

希望を持つことが
できるからです。

 

逆に、十分に持ってしまうと
それを失いたくない守りに入り
エネルギーが鬱的になりがちです。

 

事業には
ライフサイクル(寿命)が
ありますので

 

どんなに懸命に
守ってみても衰退は避けられません。

 

守ると同時に
創造・開発、攻めの姿勢が
求められると思うのです。

 

過去の延長線上で
成長できるのは成熟期までで

 

そのフェーズでは
改善が功を奏します。

 

でも、成熟期に入ったら
「次なる創造」が必要になります。

 

たとえば、
コダックはフィルムが
成熟した時にも
それに拘ったことで破綻しましたが

 

富士フィルムは
創造をしました。

 

 

フィルムの
酸化技術を活かし
サプリメントの分野に進出しました。

 

その他にも
色んな分野を開拓しています。

 

社員が元気かは分かりませんが

 

就職するなら
こういう会社が良いと
わたしでさえ思いますね。

 

今、多くの業界が
変容を求められています。

 

一通りモノや
サービスが世の中に
出揃ってしまったからです。

 

変容の際に
求められる考え方は

「忘れること」だと

わたしは考えています。

 

「自社は何屋か」

一旦、脇に置いて考える。

 

扱っている
商品やサービスを一旦
忘れるということ。

 

言い方を変えれば

具体から抽象

にってことです。

 

 

 

フィルムという
具体的なモノではなく
一段、抽象的な
技術に着目するわけです。

 

技術は言い換えれば
できることですよね。

 

そのできることで
誰かの役に立つことはできないか。

 

と考えると
色んな可能性が
観えてくると思います。

 

希望が観えたら
きっと今抱えている悩みは
解決すると思います。

 

希望持っていますか?

 

 

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