2020年9月8日

繁盛のタネ

自分が困っていることは 他人も困っている。という法則。

 

売りたい人の
売りたいものと

買いたい人の
買いたいものとの

 

ズレ。

 

 

ほんの
ちょっとした差、

微差が
今後のビジネスの運命を
大きく左右するようです。

 

 

このような微差は
意識してみると
日常の中に
いっぱい転がっています。

 

 

 

たとえば

 

江戸時代から
400年の歴史を持つ包丁屋でも

 

昔と変わらず
同じ包丁をつくって
売っているようですが

実は変わっているんですね。

 

 

刃の部分は
変わっていませんが
柄の部分は
変わってきています。

 

 

なぜかというと

 

人間の手の大きさ
変わってきているからです。

 

 

 

江戸時代の手の大きさと

現代人の手の大きさは
違っています。

 

 

食べ物が変わり
味覚が変わり
栄養素が変わっているから

 

身長も体重も変わって
手の大きさも変わったわけです。

 

「江戸時代から
 400年続いた包丁はこれです!」

と、言っても

 

使い勝手が悪かったら
売れません。

 

 

 

なので

手の「微差」をとらえて
商品を変えてきたわけです。

 

 

 

 

 

では
お客様とのズレや微差を

どうやって
発見したらいいのか?

 

 

それは、

自分が困ったことを
意識すればいいわけで

 

自分が困っていることは
他人も困っている。

という法則です。

 

 

 

以前に

ある雑誌の特集で
一冊残らず完売した
企画がありました。

 

それは
雑誌の編集長が

午前7時ごろに
スタッフを連れて

 

銀座で食事しようと思っても

 

開いてる
店が1軒もない!

 

 

 

6人でどこで
食べたらいいのかわからない。
困ったな~、、

 

と、言ったら

 

 

 

スタッフの女の子が

 

 

 

私たちが
困っているということは
銀座に来てる
グループの人も
みんな困ってますよ。
これ、特集にしたらどうですか?

 

ということで

 

 

困った銀座

 

という
特集をしたら

 

全部売り切れちゃった。

 

 

 

 

 

また、

サラリーマンで
一人暮らしの人は

 

仕事で帰りが遅いと
スーツをクリーニング店に
持っていく時間が無い。

 

クリーニング店は
普通は20時くらいに
閉まってしまうので

 

残業が多いと
平日には間に合いません。

 

 

そうなると
休日にスーツを
クリーニング店に
預けるしかないのですが

 

今度は
取りに行く暇がない。

 

 

 

そんな時

夜遅くでも
宅配でスーツの
受け渡しをしてもらえる
サービスがあったら!

 

しかも
クリーニング店に
持参した場合と
料金が変わらないとしたら!

 

これで
うまくいった
会社もあります。

 

 

 

これからの時代は

お客様のマインドが
どんどん変わってきているので

 

微差やズレ
いっぱいあるわけです。

 

 

なので

勝ち残るためには
売る人と買う人の

 

僅かなズレ「微差」を
キャッチして

 

それを
修正しないといけません。

 

 

今まで売れたものが
これからは売れない。

 

今までの成功例は
これからの失敗例に
なるということです。

 

 

コロナ禍で
それが顕著に
出ているように感じますし

 

いつでも、どこでも、誰にでも
ではなく

 

今だけ、ここだけ、あなただけですよ

という

 

サービスや商品が
売れていくように感じますね。

 

 

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