2018年12月31日

社長が知っておきたいコト

目標達成するにはとらぬ狸の皮算用。

 

 

昨日は
2019年の
年度計画を立てました。

 

漠然と年越しするのが
わたしにとっては一番の恐怖(笑)

 

おかげで
スッキリした気持ちになったので
良い年を迎えられそうです。

 

 

 

 

 

私たちは
子どもの頃から目標を立てる重要性を
教え込まれてきました。

 

手に入れたい
コト・モノを明確にした方が

 

そのために
やるべき事が明確になり
取り組みが充実するからです。

 

目標設定の重要性は
ここにあると思います。

 

やるべき事が
明確になり充実する

という部分です。

 

 

良い成果は良い原因。

 

日々の充実した
仕事の積み重ねで出るもの。

 

だから日々、
良質な仕事をするために

 

目標を活用するというのが
目標管理の本質だと思うのです。

 

ところが実際には
社員を追い込むため
使われていることが結構あります。

 

 

 

目標を達成しないと
怒られるとか
評価に影響するとか。

または会社から
自分の存在価値が消える。

 

 

そんな
恐怖を感じていたら

 

期待とはまったく
逆効果
になってしまいます。

 

というのも、
人はワクワクと
夢中で取り組んでいる時に

 

最高の創造性と
自発性を発揮するからです。

 

朝起きた時に
今日も仕事が始まるぞ

 

ワクワクしている健全な状態は
仕事そのものが楽しい時ですよね。

 

そうなるためには
目標設定の仕方に注意が必要です。

 

その秘訣は
社長自らの中にあります。

 

 

 

 

 

 

 

特効薬になる
目標設定の仕方は

1人で
商売をしている社長

 

目標設定が
参考になります。

 

 

商売を始めた当初は
夢はあっても
短期的な目標がないことが多いと思います。
(わたしがそうでした笑)

 

もちろん、
返済に必要な
最低限の利益は
決めていると思いますが

 

何をやったら
どんな結果が出るか
分からないからです。

 

最初はとにかく
まずやってみるという
段階があると思います。

 

やがて
これをやると上手く行く
という法則が観えてきて

 

皮算用
できるようになります。

 

 

皮算用とは

これとこれとこれを
やったら蔵が建つぞ!!!

 

という
希望に満ちた
たくらみです
(笑)

 

 

 

自分の欲望に正直に
自分の意志でたくらむ。

 

この場合、
欲に取り憑かれない限り
目標設定がプラスに作用するはずです。

 

他者からの
コントロールではないから
創造性も自発性も阻害されません。

 

 

そして気付けば
のことは忘れて
仕事そのものが楽しくなる、

という段階に入ります。

 

こうなると
好循環ですよね。

 

日々の仕事が良質になり
より良い成果が生まれます。

 

 

これと同じ状態を
社内で創ることです。

 

1.何をやったら良いか分からない時は
 数値での目標設定をせずに
 色々と試してみる。

2.上手く行く方法が分かったら
 皮算用をする。

3.仕事自体が楽しくなる。

 

 

この状態を
実現するためには

 

きちんとした
賃金制度を構築することが欠かせません。

 

「いくら儲かったら
 いくらもらえるのか」

分からなければ

 

皮算用には
なりませんからね。

 

社長の胸三寸ではなく
明確な算出の数式があること。

 

きちんと
情報公開がなされていて

 

数値を打ち込めば
社員に還元される
金額が分かる仕組み

が必要です。

 

 

同時に、
その目標が会社にとっても
必要な数値であることが欠かせません。

 

必要な経常利益が出る
ということです。

 

そして皮算用は

社長1人ではなく
社員と一緒に行うこと
が大切です。

 

 

人は、
意思決定に参画した分だけ
その物事を
自分事と捉えるからです。

 

 

 

だから、みんなで

これとこれとこれをやったら
マジで蔵が建つんじゃないの!?

と、
たくらむわけです。

 

 

 

多くの企業では
目標は
上から降りてくるもの
なっているかもしれませんが

 

これからは
進んで皮算用するものです。

 

間違っても

目標管理を
社員の締め付けに使わないことですね。

 

 

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