2019年10月8日
社長が知っておきたいコト
自己中を逆手に人をほめる。
昨日は
クライアントさんとの
ミーティングでした。
テーマは
人を動かす力
みたいな感じです。
会社をもっともっと
よくしたいと
純粋に思う気持ちが
伝わってきて
ホント
感動しました。
さて、
人を動かす力を持つ
リーダーとはどんな人か?
それは
人間のことを
良く知っている人ですね!
では、
人間のことを
よく知っているとは?
人は誰でも
理解されたい
認められたい
という願いを
もっているということを
ちゃんと
心得ているということだと
思います。
私たちの行動の多くは
意識する、しないは別として
「理解されたい」
「自分を認めてほしい(ほめられたい)」
という
動機から出ていると
心理学者は語っています。
なので
逆にいえば
相手を心から
ほめることができれば
私達も
人間関係の
達人となることが
できるということです。
昨日も
クライアントさんに
自分の
部下の事について
いろいろ聞いてみました。
この人のいいところは?
この人の好きなものは?
この人は今何を望んでいると思う?
「・・・・・」
どの質問に対しても
なかなか
スパッと出てきませんでした。
私たちは、
自分のことを理解してほしい!
自分の言う事を聞いてほしい!
自分の言う通りに行動してほしい!
とは思っているのですが
相手のことは
まったくわかっていない…。
という事です。
人を理解する。
又は認めるには、
トレーニングが必要ですね。
一番いいのは、
「心から褒めること」です。
その人の
良いところを見つけ出して
心から
ほめることを
訓練することです。
でも
実際やってみますと、
なかなか
うまくいきません!
欠点は
すぐに見つかるんですが(笑)
たいてい
自分中心でやってるので
なかなか、
人の良いところを
見ることができません。
人が何か
素晴らしいことをしても
「たいしたことない。
自分だって
そのくらいできる。」
と思ってしまい、
その良さを
素直に認めることが
できません。
また逆に
自分がダメだと
思っていると
「どうせ、
わたしなんかダメだ」
「自分とは無関係」
と、思いこんでしまい
これもまた
素直に相手を
ほめることが出来ません。
そこで
自己中を逆手にとって
自分が
良くなりたいから
人をほめる!
と考えると
意外とやりやすくなります。
どういう事かと言うと
潜在意識は
他人を褒めても
自分が
褒められていると
勘違いしてしまう
という事です。
なので
人を理解して
褒めていると
自分の潜在意識が
それを聴いて
どんどん元気になり
ほめられることで
自信を得ることが
できるというわけです。
どんなに
小さなことや
些細なことでも
言葉にして
言ってもらえると
うれしいものです。
・電話の声が素敵ですね!
・笑ったときの目がいいですね!
・お茶碗の洗い方が丁寧だね・・
・ネクタイの色がいいですね!
とか、です。
私も以前に
「爪がきれい」と
言われたことを
今でも覚えていて
たまに
磨いています(笑)
最後に
ほめる技術7つのコツを
ご紹介します。
1:行動を具体的にほめる
2:期間をあけず、早目にほめる
3:余計な言葉を付け加えない
4:最適な場所でほめる
5:絶対的な評価でほめる
6:第三者を活用する
7:心からほめる
ひたすら
相手の良いところを見つけて
言葉で肯定し続ける。
その積み重ねは
結局自分に対する自信になって
困難を克服する
原動力になりますよ。
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