2020年8月4日

仕事術のコト

お客様と自分の関係「51対49」

 

昨日は
札幌に行って
日帰り弾丸セミナーに参加。

 

近くの駐車場に
車を入れようとした時に

 

1台前の車が入庫して
満車に(笑)

 

 

ほんのちょっとの
差だったのに〜。

 

って、
思うことありませんか?

 

 

 

たとえば

 

サッカーで
2−0だと

完勝&完敗
という感じがしますが

 

野球で
3-1だと
ちょっと惜しい…。

 

辛勝&惜敗でしょうか。

 

 

では、

サッカー&野球で
51-49だと
どうでしょう?

 

ほぼ互角じゃないの?

 

と思って
しまいますよね!

 

 

・2-0も
・3-1も
・51-49も

その差は「2」ですが

 

ずいぶん違いますよね。

 

 

心理学者の
河合隼雄先生は

「こころの処方箋」の中で

 

心の中の勝負は
51対49であることが多い

と言っています。

 

 

人間は、本人として
「100対0」の割合で
決めた気分になっていたとしても

 

その心の中は

「51対49」という

僅差の意思決定である
ケースが多い

というわけです。

 

 

「51:49」の僅か2%の差が

鼻の差となって

 

勝者と敗者を
分けているということですね!

 

 

 

 

ある旅行代理店の社長が
言っていましたが

 

100人のお客様がいれば
100人満足して
帰ってもらうということが
理想ですが

 

それは不可能。

 

 

ただし、

最低でも
51人以上に満足して頂く!
49人ではダメで
51人以上で成功!

 

 

実際に
手を挙げてもらったり
アンケートを
取ったわけではないですが

 

そういう気持ち

「51:49」と決めて

やってきたそうです。

 

また、
あるトップセールスの方も
お客様と自分の関係に対しても

「51:49」と

言っていました。

 

顧客利益100で
自分が0では

ビジネスを
続けられないし

 

 

自分の利益100で
相手は0では

仕事が成り立ちません。

 

 

だからといって

80:20とか
6:4ではうまくいかない!

 

「51:49」が
いいのだそうです!

 

 

しかし
51:49って

 

分け方が
よく分かりませんよね。

 

 

では、
どうやるのか?

 

まず
ノートの真ん中に
縦の線を引いて

 

左上に「お客様の名前」
右上に「自分」

 

そして
それぞれの
メリットとデメリット。

得られる利益と
避けられる損失を

 

正直に書きだします。

 

 

 

どちらが先でも
構いませんが

正直に書きだします。

 

 

書き終わって
そのバランスを見ると

自分のことばっかり…。とか
相手のことが多い…。と
なっているので

 

そこから
「50:50」の

ギリギリの
ところまでやってみます。

 

 

 

そして
最後に決める時に

 

相手が50+1で51
自分が50−1の49にすると

 

相手の方が
自分より得する。

 

だから
この商談は
絶対に決めてやる!

 

 

という
強い信念が
生まれてきます。

 

私も
この方法を聞いてから

プレゼンする前には
必ず実行していますので

 

ぜひ試してくださいね。

 

ちょっとだけ他人優先!
ちょっとだけ勝ち越し!
ちょっとだけポジティブ!

 

これが
成功の鼻の差です。

 

 

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