2022年1月20日
オススメ
相手の考えについて「整理整頓を手伝う」
Vol.1225
2022年1月20日(木)号
「人を動かす」
「相手を変える」
そういう言葉を
よく見聞きします。
たしかに、
そんなことができたら
良いかもしれません。
先のばしに悩んでいた
クライアントが
コーチとの
かかわりの中で
ものすごく行動的になるとか。
人の話を素直に聞かない部下が
上司のひと言で
急に素直な性格に変わるとか。
もちろん、
100%絶対無理、、、
ということも
ないでしょう。
自分が教えたことによって
相手が変わったように
見えることがあります。
ただ、結論から言うと
そこを狙って
「相手を変えよう」
とするのは
やめておいた方がいいと
考えています。
たしかに
たいていの人は
「今よりもより良く変わりたい」と
思っています。
でも
「誰かに変えてもらおう」とは
思ってはいなくて
「自分の力で
より良く変わっていきたい」と
思っているんですね。
なので
アドバイスや
ティーチングが
逆効果になるときがあります。
無理に変えようとしても
反発されてしまうので。
私たちは
自分自身を
変えることさえ難しい。
それなのに
相手のことを
変えようとする。
それはもっと難しいですよね。
では、
どうすれば
良いのでしょうか。
そこを考えて
コーチングスタイルを
変えた時期があります。
それは
「人は、自分の力でより
良く変化していこうとする
生き物である」
という原則を
学んだことが
きっかけでした。
そのアプローチを変えることで
以前よりも
クライアントの方々が
少しずつ
行動してくれるように
なっていきました。
その時、
私は何を変えたのか。
それは
私が教えるのではなく
・クライアントの
「思考の整理」を手伝う
という
スタイルに
変えたんですね。
次の3つのステップを
意識するようにしたのですが
ステップ1:クライアントの現状をヒアリングする
ステップ2:クライアントがやりたいことを聞く
ステップ3:今できることを一緒に考える
ということだけです。
もちろん、
プロセスの中には
「できることとできないことを区別する」
ことも考えます。
私もアイデアを出して、
できることを一緒に考える。
そうして、私から
「何をすれば1歩前進になりますか?」
「今の60点を70点にするためには
どんなアクションが必要ですか?」
といった
質問を活用。
そうして、
クライアントの
頭の中の整理整頓を
サポートするようにしたのです。
結果、
クライアントさんは
ご自身で考えてくれるようになりました。
自分で考えたアイデアですから
行動してくれるようになったわけです。
この方法
とてもシンプルですが
パワフルです。
あなたも
会社やクライアント、
家庭などで相談を受けたとき
この
3つのステップを
活用してみてください。
相手の思考の整理を手伝ったら
きっと
感謝されるはずですよ。
<追伸>
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