2022年1月29日
目標設定術
「結果のゴール」だけでは足りない。
Vol.1234
2022年1月29日(土)号
通常、「ゴール」というと
「結果のゴール」だけを
指す人が
多いかもしれませんが
覚えていただきたいのは
「行動のゴール」もある
ということです。
結果のゴールは
・体重が7キロ減った
・資格試験に合格した
・本を月に20冊読んだ
など、
結果のゴールは
わかりやすいですよね。
数字が入っていて
具体的だし
「できたか/できなかったか」が
はっきりしているからです。
たいていの人が
思い描くゴールは
「結果のゴール」だと思います。
当然、
結果が変わることは
重要なことなので
・自分はどんな結果が欲しいのか?
・自分はどうなりたいのか?
・2022年が終わるとき
どんな状態になっていたいのか?
といったことを
どんどん
書き出してみることが
大事になってきます。
では、
結果を変える要因は
何でしょうか?
そうです、
私たちの行動ですよね。
これまでと違った
行動をとるからこそ
違うゴールにたどり着くわけです。
なので
私たちが変えていく
必要があるのは行動です。
このときに考えたいのは
「どんな行動を積み兼ねれば
ゴールに近づくのか?」
ということです。
ですから、
結果のゴールを考えたら
行動のゴールもセットで考えましょう。
たとえば
結果のゴールが
「体重が7キロ減った」
だとしたら
行動のゴールは
1日の食事を
1800キロカロリー以内に抑える。
結果のゴールが
「資格試験に合格した」
だとしたら
行動のゴールは
基本のテキストを1冊決めて
試験までに3回繰り返す。
結果のゴールが
「本を月に20冊読んだ 」
だとしたら
行動のゴールは毎週4冊読む
ということですね。
なので
常に
「行動をゴールにすること」を
おすすめしたいのですが
ここで、
覚えておいて
いただきたいことがあります。
それは、
行動しはじめた頃には
大きな変化は起きない
ということです。
でも、私の経験では
目標達成に近づくときは
2次曲線を描きます。
途中までは
それほど大きな
変化はありませんが
それでも続けていると
ある地点から
成果が急上昇する
ものなんですよね。
面白いことに
本人としての
エネルギーは変わっていなくても
結果がどんどん
上昇していきます。
そう考えると
ゴール達成というのは
後半のほうが
おもしろいわけなので
そのおもしろさを
自分から取りにいきましょう。
積み重ねていたものは
嘘をつきませんよ。
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