2022年2月23日
仕事術のコト
売りたい時だけ連絡してもね。
Vol.1259
2022年2月23日(水)号
昨日、
クライアントさんから
「メルマガって
ビジネスにどう生かして
いけばいいんでしょうか?」
との
ご質問を受けました。
何かこう…
すごくハードルの高い
イメージがあるみたいですね。
確かに
ステップメールの設定をして
販促につなげよう…とか、
ライティングの技術を学んで…
なんて考えると
導入までにすごく
手間がかかってしまいそうな
感じがしますよね。
ですが、
最初はそんなに
難しく考える
必要はないと思います。
メルマガは、
「コミュニケーションに使うツール」
くらいに
考えておけばいいかと。
お客様が増えてくると
全員と密に
コミュニケーションを
取るというのは難しいですよね。
ですが、
せっかく
商品を購入したり
サービスを利用してくれたりした方を
放置しておくのは
あまりにモッタイナイことです。
そこで、
多くの店舗は
住所やメールアドレスを聞いて
後からDMを送ったり
メールを送ったりするんですが
ココに大きな問題があると・・
ちょっと
思い出してみて
欲しいのですが
皆さんの手元にくる
DMやメールって
ほぼ100%
「セール」の
連絡じゃありませんか?
「人気の○○が今だけ20%オフ!」
「周年記念で△△のセットが無料!」
みたいな。
つまり、
多くの人は
「売りたいモノがある」時にだけ
連絡するんですよね。
だから、うまくいかない。
それって、
お客様のためじゃなくて
「自分のため」
なんですね。
半年前に
一回行っただけの店から
セールの連絡が急にきても
その店に
行ったことすら
覚えてないです(笑)
これって
コミュニケーションが
全く取れていない人に
突然モノを売ろうとするから
反応が無いんですよね。
そこで、
メルマガも
ブログと同じように
「お客様に喜んでもらえる情報の提供」
コレが目的だと
考えてみるといいかなと。
たとえば
美容系の商品やサービスを
提供しているお店であれば
「肌が綺麗になるケアの方法」
「無理な食事制限の無いダイエット」
「髪を痛めないシャンプーの仕方」
こういった
美容に興味のある人であれば
つい読んでみたくなる
オトクな情報を配信する。
この時に大事なことは
「商品の売り込み」に
ならないこと。
「肌を綺麗にしたいなら
この化粧水を買ってください!」
みたいな
内容にしてしまうと
「結局、宣伝かよ…」
と思われて
見られなくなります。
そうやって、
定期的にずっと
お客様のための情報を配信し続ける。
コレも立派な
コミュニケーションです。
お客様から
返事が来るわけでは
ありませんが
「いつも良い情報をくれてありがとう!」
という気持ちは
相手の心に根付いていきます。
ありがたいことに
私のメルマガに
登録していただいている方から
たまに
コメントをいただくので
これがまた
続けようという
ハゲみになります(笑)
そうやって
相手の信頼を
少しずつ得ていって
「この人の言うことなら
信用できそうだな…」と
思ってもらえた時に
セールの情報を流すと
反応率がグッと上がるんですね。
「いつも良いことを教えてくれる
この人のオススメする
商品なら使ってみたい…」
という状態まで
日々のコミュニケーションで
相手を持っていかないと。
それをやらずに
売りたい時だけ
連絡するのはNGです。
今はメルマガの配信システムも
使い方が
わかりやすくなってますし
基本は送りたい人の
メールアドレスを登録して
メールをするだけです。
目先の売上を
追いかけるのではなく
お客様に喜んでもらい、
コミュニケーションを深めていくツール。
こういった認識で
メルマガに
挑戦してみては
いかがでしょう?
私がいうのもなんですが(笑)
大事なのは
文章の上手い下手ではないですよ。
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