2019年1月21日

社員育成術

会社の人間関係のトラブルを軽減する2つのこと。

 

職場における
最大のストレス要因
人間関係です。

 

だから
人間関係の摩擦が
起きないように

 

手を変え品を変え
対策を立てますが

 

策を講じれば
講じるほど
ナーバスになる傾向が
強いと思います。

 

 

 

わたしは
仲の良い職場を創るよりも

 

多少、ウマが合わなくても
きちんと仕事ができる
関係性を創る方が
現実的だと考えています。

 

 

求人広告で
「和気あいあいとした職場です」

 

という
謳い文句をよく見ますが

 

 

それは
人間関係の摩擦で
退職した人の多さを物語っています。

 

 

 

 

リクナビNEXTの調査によると
退職理由の3位

 

人間関係のトラブル
がランクインしています。

 

 

それだけ
人間関係は切実。

 

だからナーバスになる。

 

 

しかし、
ナーバスになり過ぎると

「それ自体が目的化」

してしまいます。

 

 

組織は
何かを達成するために
結成されるのだから
本末転倒ですよね。

 

 

 

 

 

わたしは
人間関係の摩擦が
なくなるなんてことは

 

とっとと
諦めた方がいいと考えています。

 

 

国民的
アイドルグループは
たった5人でしたが
色々とありました。

 

 

ビートルズは
4人でしたし

 

 

解散後に
イマジンなんて
平和な歌を歌う
メンバーがいるのに
やっぱり色々とあった。

 

 

だから、
多少の摩擦があっても

折り合いをつけて

やっていける集団が
良いと思います。

 

 

 

 

 

どうすれば
そういう集団を創れるのか。

 

 

そのヒントは
ミュージシャンや
芸能人にあると思います。

 

 

よく、
解散の理由に
方向性の違い
挙げるグループが多いですよね。

 

 

体のいい
解散理由にも聞こえますが

 

 

結構、
真理を突いていると
考えています。

 

 

多少の
イザコザがあっても
方向性が1つだと解散しない。

 

 

方向性を失うと
一緒にやっていられなくなるのだと
思います。

 

 

人間関係を
円滑にするエチケットは
大切だと思いますが

 

 

こだわり過ぎずに
目指す方向性を
共有した方が良いと考えます。

 

 

もう1つ
大切なことは

違う人間の集まり

 

 

だという
共通認識です。

 

 

以前に、
興味深い文言を見ました。

 

 

自分の子どもが
学校で先生に言われた
2種類の考え方です。

 

 

 

「差別はいけません。
 みんな同じ人間なのだから」

「差別はいけません。
 みんな違う人間なのだから」

 

 

 

解釈が
全然違いますよね。

 

 

後者の方が
現実的な考え方だと思います。

 

 

「みんな同じ」

を求めると

 

 

それから
外れる人に
制裁を加えるのが
人間って生き物です。

 

 

「人は『イジメ』をやめられない」

の書著である
脳科学者の中野信子氏は
こう言います。

 

 

人間は元々
肉体的に弱かったので
集団で生活をし生き残ってきた。

 

 

社会性が備わったら
同時に集団の秩序を乱すヤツを
許さないという

 

「裏切り者検出」

 

が、敏感になった。

 

 

遺伝的に
「同質化」
したがる生き物なのに

 

実際は
違う人の集まりという
何ともややこしい
構造になっているんです。

 

 

わたしは、
他者を
異質なものとして

 

 

受け入れる事が
大切だと思っています。

 

 

 

異質なものを
異質なものとして
受け入れる。

 

 

人間関係向上の
罠にはまらない秘訣だと思います。

 

 

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