2019年6月7日
コミュニケーション術
事実は一つ。解釈は無限大。
他人に
何かを伝えるという場面は
セールスに限らず
どなたにも
日常の中にいくつも
ありますね。
あなたは人に
何かを伝えてみたとき
伝わったと
感じるときと
「う〜ん、
伝わらなかった…」と
感じるときが
ありませんか?
「伝わる」&「伝わらない」
その違いは
ある一点にあると
言われています。
「ある一点」とは?
それは、
「事実」
です。
「事実」は
伝わる。
しかし
「解釈」は
伝わららない。
事実はひとつ
解釈は無限ですね。
たとえば
コップに水が
半分注がれていたとします。
これは
事実ですよね。
これを見て
どう思うか?
「水が半分もある!」と
思うのか?
「水が半分しかない…」と
思うのか?
薬を
飲もうと
している時と
砂漠を
さまよっている時とでは
解釈が
違ってきますね。
人は目の前にある
「事実」を
「解釈」します。
そして
人の数だけ
解釈はあります。
「解釈」は
人それぞれなので
それを
伝えられても
どこか
違和感を感じるものです。
よく、お客様は
セールスマンの
言うことは聞かないが
事実には
目を向ける。
と言われるように
自分の考えを
前面に出すのではなく
「事実」に
目を向けていくことが
大切と思います。
ある独立された方が
初対面の人との会話で
相手:「お仕事は?」
自分:「経営コンサルタントで
独立してまして」
相手:「前職は?」
自分:「役所にいまして」
相手:「えっ!?ずいぶん
思い切りましたね!」
自分:「・・・・・」
この方
「思い切られましたね!」
と言われるのが
大嫌いなんだそうです。
私も
相手:「ご兄弟は?」
私 :「一人っ子です」
相手:「あらっ一人っ子?
ずいぶんと
かわいがられたでしょうね!」
と言われるのが
大嫌いでした。
なんか甘えん坊と
思われてるみたいで…(笑)
これが、
相手:「前職は?」
自分:「役所にいまして」
相手:「あ、そうなんですね。
どんな経緯で
独立されたんですか?」
自分:「いろいろありますが
きっかけは
恩人の一言ですね!」
相手:「恩人の一言ですか〜。
もう少し詳しく
聞いてもいいですか?」
みたいになると
コミュニケーションが
うまく流れますね!
「解釈」ではなく
「事実」で。
「事実」を伝えて
どう
「解釈」するかを
強いないことです。
これが、
他人に何かを
伝えるときに大事な点ですよ。
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