2019年9月3日
社長が知っておきたいコト
わかったつもりでイタイ目に。
昨日は
札幌の飲食店オーナーさんとの
ZOOMミーティングでした。
その中で
あるスタッフさんの
ことについて
相談がありました。
それは
何でもかんでも
「わかったつもり」でいる
というコト。
何か教えても
「あ〜、それ知ってます」
とか
「わかりますよ〜」
とか
とにかく
知ったかぶりする割には
いざという時
これなんでしたっけ?
と聞いてくるそうです。
そこで
「こちらから聞いた時、
知ってるって言ってたよね?」
というと
「いや、あの〜、、、」と言って
そのまま沈黙…。
結論から言うと
分かってないんですね。
昔のわたしも
知ったかぶりをしてて
随分と
痛い目に合いました(笑)
では、なぜ
分かってもいないのに
分かったと
言うのかというと
人間の脳は
この、分からない状態
不安定な状態を
ものすごく
嫌うそうです。
それでイチ早く
「わかる」と思って
安定したいので
分かったと言って
分かったつもりに
なっている
というわけです。
その場は
やり過ごしたとしても
必ずそのツケは
回ってくるんですが(笑)
(私の経験です。。。)
「分かる」というのは
何度も何度も
実践を繰り返して
それが
習慣となって
はじめて
分かるものです。
たとえば
料理の
水加減や塩加減などは
何度も何度も
繰り返し繰り返し
反復して
「分かる」ものだと
思います。
美容師さんのパーマも
液をどの程度つけて
どのくらいの
時間浸しておくか、
なども
そうだと思います。
それぞれのお仕事に
それぞれの
「分かる」が
あると思います。
「わからない」ことが
「わかる」ということが
自分の今の現在地を
認識する大切なところで
「わかる」ことへの
スタートラインだと
思います。
「わからない」ことを
分かりません
と言う
勇気が大切と感じます。
何事も
分かったつもりに
ならないで
本当に
「分かる」まで
謙虚に学び
実践していきたいものです。
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