2021年7月14日

日々の気付き

やらされる苦労と自分から向かっていく苦労。

Vol.1036

 

昨日は
とある商社の社長が
来社してくださいました。

 

初めてお会いしましたが

第一印象は
物腰の柔らかな雰囲気。

 

お年を伺うと

なんと、80歳でした。

 

 

どうみても
10歳以上は
若く見えたので

驚きましたね。

 

数十年の
キャリアを持っての
ご経験を

たくさん伺いましたが

 

その社長が言っていた

「苦労は買ってでもせよ」

という言葉が
印象的。

 

 

社員でも
なんでもないのに(笑)

経営者としての考え方を
社員になったような感覚で
聞かせて頂きました。

 

 

 

 

「若い時の苦労は買ってでもせよ」

という
ことわざが
ありますよね。

 

意味は、

・若いときに苦労することは
 自分を鍛えられるし
 必ずその後の成長につながる。

・苦労を経験しないで
 楽をして生きていると
 将来の自分のためにはならない。

ということですが

 

これには

「苦労」のとらえ方が

2種類あると
思っています。

 

 

1つ目は

誰かにやらされる苦労

です。

 

 

たとえば、

・会社のノルマ
・強制的な労働
・思いがけないトラブル

などですね。

 

これは
たいていの人にとっては
苦痛でしょうし

できれば
このような苦労は
避けたいところです。

 

「苦労してでもチャレンジしよう」と

言われても

 

モチベーションは
あがりません。

 

なので

「買ってでもしよう」とは

思えないですよね。

 

 

 

2つ目は

自分から向かっていく苦労

です。

 

 

こちらの苦労は
買ってでも
やったほうがいいのではと
思っています。

 

その理由は

 

このような苦労は

あとで必ず

「ネタになる」からです。

 

ほかの人が
やりたがらないようなことを
進んで経験することは

 

自分にも
ほかの人にも

「得がたい経験」

になります。

 

 

「得がたい経験」というのは

価値があるものなんですよね。

 

「自分から向かっていく苦労」

というのは

 

いい意味での
プレッシャーは
あるのですが

 

イヤイヤやらされる
苦労ではありません。

 

 

なので

がんばりをともなう
行動もできるようになります。

 

そのような

「自分から向かっていく苦労」話が

 

アウトプットの内容に
リアリティーを
持たせてくれます。

 

 

得難い体験談が

聞いてくださる方たちの関心を
引きつけるわけです。

 

 

それが、
自分のコンテンツの魅力を

ひきたててくれるとしたら
どうでしょうか。

 

 

それなら
「自分から向かっていく苦労」は

買ってでもしていいはず。

 

 

それが、私の実感です。

 

 

大人になってくると

苦労をさけて
生きていく処世術を
覚えてくるものなので

 

マンネリや
停滞を感じるものなのです。

 

 

なので

「自分から向かっていく苦労」は

買ってでも
やりましょう。

 

その苦労が、
ほかの人からの

強い共感を呼ぶときが
やってくるはずです。

 

いや、必ずやってきます。

 

・・・

 

いや、

 

そう思い込みましょう(笑)

 

 

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