2019年9月25日

繁盛のタネ

たかがお辞儀、されどお辞儀。

 

 

ラグビーの
ワールドカップが
日本で開催されていますが

 

めざましテレビを
観ていたら

 

海外のラグビー選手が
試合終了後に
客席に向かって

 

深々と
お意義しながら
挨拶している光景を
目にしました。

 

 

それを観て

 

感動のあまり
思わず泣けてきました。

 

 

 

 

なぜ海外の選手が

日本式の
挨拶を披露したのか?

 

 

 

ある選手は

 

お辞儀したのは
日本と日本のファンに対する
感謝です。

今日は途中から
大雨が降ってきたのに

席を立つことなく80分間
試合を見続けてくれた
ファンに感激しました。

 

 

 

また、別の選手も

 

日本に来て以来
本当に素晴らしい
おもてなしを
してもらっている。

試合でも
大きな声援を送ってもらえた。

それに対して
僕たちもリスペクトを
示したかったんだ。

 

 

 

お辞儀一つで

こんなにも
感動が広がるなんて

 

とっても
素晴らしいことだなと
思いました。

 

 

 

 

 

 

お辞儀といえば

 

キング・オブ・レクサス
と呼ばれている

 

 

名古屋市の有力ディーラー

レクサス星が丘店
あります。

 

 

 

 

レクサス星が丘店で
買いたいと
思わせるわけは?

 

 

その象徴とも言うべき
主人公のお一人が

 

早川正延さんという
警備員の方です。

 

 

 

店の前で
警備に立つのは早川さんは

 

一見ホテルマンのような
出で立ちで

 

 

「レクサス星が丘店」の

顧客であるか
どうかに関係なく

 

 

レクサスが
通りを走るたびに

 

お辞儀
されているそうです。

 

 

 

 

その数は
1日約1000回(驚)

 

 

 

それが評判となり

 

わざわざ
車線を変更して
店の近くを通ったり

 

車内から
手を振ったりする車も
あるそうです。

 

 

当時、
早川さんは
警備会社から
派遣された人で

 

「レクサス星が丘店」の
人でもありません。

 

 

 

なぜ、
お辞儀をしようと
思ったのか?

 

それとなぜ
そこまでできるのか?

 

 

 

 

早川さんの
答えはこうです。

 

*********

警備の仕事をする時
ただ、ここに
立っているだけでは
つまらない。

 

もっと
何かできないか。

 

そんなことを

ぼんやりと
考えるように
なっていました。

 

 

そんな
ある日のことです。

 

目の前の東山通りを
通り過ぎて行く
レクサス車に
お辞儀をしたのです。

 

その時の理由は
あまり覚えていません。

 

 

しかし、
今から思うに

「感謝の気持ち」

だったように思います。

 

 

「レクサス星が丘店」で
働いている。

 

給料をもらって
生活している。

 

 

しかし

自分はセールスや
整備の人のように
お客様と話す機会はない。

 

お客様に
何とか自分の
感謝の気持ちを伝えたい。

 

それが、自然と
「お辞儀という形」に
なったのかもしれません。

 

*********

 

感謝の気持ちを
伝えたいとはいっても

 

「レクサス星が丘店」の
お客以外にも
頭を下げるのは?

 

 

たしかに、
うちのお店の
オーナー様かもしれないし

 

そうではないかも
しれません。

 

 

わからないけど
とにかく

 

「レクサスに
 乗ってくださり
 ありがとうございます」

という気持ちを
伝えたかったんです。

 

 

特に
うちのお店の
車でなくてもかまわない。

 

買ってください
というような

 

セールス的な
意味があるわけではなく

 

ただただ、
感謝の気持ちで…。

 

*********

 

車が店に
入ってくると

「○○様、いらっしゃいませ」

と呼びかけながら

駐車場へ
ご案内するのですが

 

 

約1000人の
顧客の顔と車種
ナンバーを
記憶しているそうです。

 

これが
プロフェッショナルの仕事!

 

と感動しました。

 

 

 

たかがお辞儀

されどお辞儀。

 

大切なものを
忘れてしまっているなぁと
思いました。

 

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