2022年2月14日

繁盛のタネ

二段構え、三段構え。

Vol.1250

2022年2月14日(月)号

 

 

 

日曜日の夜に家にいると

 

見ている
テレビ番組があります。

 

 

それが

「坂上&指原のつぶれない店」

 

 

昨日は

「国道一号線でよく見かけるアノ店」

でしたが

 

 

この番組で面白いのが

 

古い商店街なんかに

ボロッボロなのに
ずっと営業している
謎のお店があるじゃないですか(笑)

 

 

 

そういったお店が

 

どのように
売上を作るかの
裏側を特集している時が

面白いんですよね。

 


見たことがある人は
ピンと来ると思いますが

 

長く続く会社ほど
「外からは見えにくい部分」で
お金を稼いでいるんですね。

 

 

その代表的なところだと

「イオン」

 

 

普通に考えると

 

物販で売上を
作っているように
見えますよね。

 

 

ですが、

実は
利益を生んでいるのは
そこではなく

 

イオンは基本的には
田舎にできることが多いんですね。

 

 

なぜかと言うと

周りに何も無くて
地価が低い土地を買い占めた後、

 

そこに
イオンを建てることで
一気に地価を高める。

 

 

そして、
その土地を
売ることによって
生まれる差益を得ることが

 

目的だからなんですね。

 

 

また、
物販自体では
あまり利益が出なくても

 

その買い物に
WAONカードなどの
クレジットカードで

得られる手数料は丸々利益に。

 

 

つまり

「不動産業」や
「金融業」が

 

イオンの主な収益源に
なっているんですね。

 

 

 

 

 

「モノを仕入れて売る」

だけのビジネスモデルだと

 

価格競争に
巻き込まれたり

気候の影響を受けたりすると

 

あっという間に
業績が落ちることがありますので

 

 

外からは見えにくい裏側にも

 

お金を生むポイントを
きちんと作っておかないと
ならないかなと。

 

 

ところが、
多くの中小企業は
ビジネスモデルが非常に
シンプルで

 

誰もが想像のつく部分でしか

お金を生むことが
できていません。

 

 

メイン事業で
しっかりと稼ぎつつ
その顧客や実績を活用して

 

サブの事業で
継続的に発生する
ストック収入を準備する。

 

 

こういった
二段構え、三段構えの
形ができていないと

 

メイン事業が傾いた時に

 

あっという間に
会社が傾いてしまうことに
なりかねないので

 

「収入源が一つしか無い…」

そう思ったアナタ。

 

 

多重構造の
ビジネスモデル設計、

 

ご一考されては
いかがでしょうか。

 

 

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