2022年3月18日
オススメ
経営者にも上司を。
Vol.1282
2022年3月18日(金)号
昨日は
セミナーに
ご参加いただいた方の
個別相談を1件。
その中で
「コンサルティングの効能」
というお話を
させていただきました。
コンサルタントとは
経営に関しての
アドバイスをする仕事、
というイメージを
何となく
持っている方は
多いかと思いますが
あくまでそれは
一つの側面でしかなく
アドバイス以外に
コンサルタントを入れる意味が
十分にあります。
その大前提が
「人は自分の行動管理を
自分ですることができない」
から。
たとえば
「毎日、メルマガや
ブログは書いた方がいい」
「お客様のところには
できるだけ顔を出した方がいい」
「デスクワークは
溜めずにこなした方がいい」
こういったことは
誰もが
やった方がいいと
思うようなことでも
行動に移すことができないのが
人間の性。
特に
経営者ともなると
サラリーマンとは違い
誰かの命令ではなく
自分のために
仕事をしているはず。です。
にも関わらず
「面倒くさい」
「気分が乗らない」
などの
理由(言い訳)で
後回しになるわけです。
サラリーマン時代に
優秀だった方が
独立するとうまくいかないのは
実はコレも原因の一つ。
今までなら
自分の行動は
全て上司が管理してくれていて
与えられた仕事を
効率良く消化すれば
成果が出ていたわけです。
ですが、
独立すると
自分を管理してくれる人が
いなくなります。
今までは
遅刻したり
仕事が期限を
過ぎたりすると
上司が叱ってくれていたのが
誰にも何も
言われなくなることで
多くの人は
「自分にとって楽な行動」を
選択するように
なるんですね。
「今日やろうと思ったけど、
疲れているから明日でいいや」
みたいな行動を
平気で取るようになります。
書いていて
耳がイタイ(笑)
で、その結果
期限を守れなくなって
ダラダラと仕事をしたり
最も優先すべき
緊急性は低いが
重要性の高い仕事の
「第2領域」業務が
おろそかに
なってしまうんですね。
なので
コンサルタントは
そういった仕事の後回しに
対する抑止力となります。
それは、
「いつまでに何をするか?」
という
スケジュールを
共有することになるので
「今週中に○○を
完成させる予定でしたよね?」
という管理を
上司のように
行うこともできるからなんです。
多くの経営者さんは
優秀ですから、
「自分で決めたことを
きちんと行動に移していく」
コレだけで
成果が出る場合がほとんど。
ですが、
その行動に移すという
「当たり前」を
多くの人ができないんですね。
コンサルティングは決して
「コンサルタントの言うことを
無理やり聞かされる」
といったモノではなく
アナタの「行動」を
サポートするのが
主な仕事です。
「やろうと決めたことが
なかなか実行できていない…」
そう感じたことのある方は
「自己管理」を学ぶために
一度コンサルティングを
受けてみるといいですね。
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