2019年1月14日
社長が知っておきたいコト
社長が負けを認めると社員は人肌脱いでくれる。
昨日のサッカーアジア杯。
日本対オマーン戦
1−0で日本が勝利!
MFの原口元気が
自ら獲得したPKを決めて先制。
しかし、
前半終了間際に
ペナルティーエリアの中で
オマーンのシュートが
DFの長友佑都の左手に当たったが
笛は鳴らず
結果として1−0になった。
(オマーンのシュートをブロックする長友)
このプレーについて
試合後に長友は
腕に当たりましたね。僕の。
と認めていました。
これを見てわたしは
とても気持ちがスカッとしました。
素直に認めることって
大事だなって。
今って、
従来のものを
改善するだけでは
通用しない時代になりました。
モノから心の豊かさに
移行していますよね。
モノをいくら改善しても
それが心の豊かさに
繋がるとは限りません。
過去の延長を考えるのはなく
まだ無いものを
創造する力が必要です。
そのために社内を
どんな環境にすれば良いか。
未来創造活動を
阻害する大きな要因の1つが
過去をモノサシにした批判
です。
社内に批判が多い会社は
創造活動ができないと
考えています。
その理由は
批判は過去のモノサシで
行われることが多いから。
批判は
「おかしい」の
世界ですが
何と比べて
おかしいのかと言えば
その人が持つ
過去からつくられた基準
と比べている事がほとんどです。
新しいものは決まって
過去の尺度から
はみ出している。
だから、
批判が多い組織に
未来は創れないと考えています。
わたしもそうですが
社内で一番
批判や否定が多いのは
社長
自分のやり方が
正しかったから今があるわけで
新しいものを認めることは
自分を否定する
ことになると思ってしまうのです。
その恐れから
つい否定や批判をしてしまうことって
すごく多いんですよね。
社内を
創造性で満たしたいと思ったら
社長は
負けを認める
ことが大切です。
負けを
認めるというのは
力を貸して欲しい。
と言うことです。
それは
取りも直さず
過去のモノサシを捨てるコト
になります。
今の時代
何がヒットするか
誰も分からない時代です。
お客様に
ニーズを聞いたって
答えてくれません。
提供してみてから
こういうのが欲しかったの!
と言うだけです。
つまり
正解がない時代
ってことになります。
じゃあ、
社長は知っているか。
と言えばそうでもない。
世の中には
予知能力があるのか
と思うくらいの
スーパー社長もいますが
多くの
社長は凡人です。
社長に
正解が分からなくても
社内の誰かが知っている
可能性はあります。
さらに、
集団の知恵ともいうべき
三人寄れば文殊の知恵は
ものすごく
クリエイティブです。
そうなるためには
指示命令を捨て
力を貸して欲しい
という事を
伝える必要があります。
指示命令では
自らの意志で動きませんが
力を貸して欲しい
と言われれば
ひと肌脱ごう!
と思うのが人情ですよね。
正解が分からない
今の時代には
自分1人で
やろうとせずに
社員の力を借りればいいのです。
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