2021年7月11日

社長が知っておきたいコト

人間は言い訳の天才。

Vol.1032

 

先日、
ビジネスメンバーとの
ミーティングの中で

人間は言い訳の天才

というテーマになり

 

 

メンバーの一人から

 

 

 

そう、確かに
人間は言い訳の天才だから
その言い訳を
目標達成の方に
使えればいいと思うんですよね。

 

と、言ったのです。

 

 

なるほど、、

せっかくの
言い訳能力(笑)があるんだから
目標達成のために
使えばいいんですね。

 

 

 

たとえば

「やってみたいけど忙しくて時間がない」

「海外旅行に行きたいけどお金がない」

といったように

 

「◯◯したい、、でも◯◯」

思うことありませんか?

 

 

私は、無意識に
考えているかもしれません(汗)

 

 

「でも」を考えた瞬間に

頭の中で「でも」が

 

圧倒的多数を
占めるようになり

言い訳の天才ぶりを発揮して(笑)

 

自分をやらない方向に
納得させてしまうんですね。

 

 

 

この状態を

「認知的不協和」と

呼ばれていて

 

 

「やってみたい自分」と
「やらなくてもいい自分」という

矛盾した感情が

 

心の中で
綱引きをしているような
状態ですね。

 

 

で、最終的に

「やってみたいけど失敗するのは嫌だ」

というように

 

損失を避ける思考に
なっていくのです。

 

 

この心理の裏には

「手放したくない」という

損失回避の
心理があります。

 

 

私が数多くの方たちと接してきて
よく耳にするのは

 

「やりたいことはあるけれど時間がない」

というお悩み。

 

 

 

ノウハウを学んで
やり方はわかっても

「時間がなくてできなかった」

ということが多いものです。

 

 

 

ただ、これも

危機感のレベルの問題で

よほど自分の人生を
ガラッと変えたいと思わない限り

 

今の生活に

そこそこ満足している人は
多いんですよね。

 

 

そうなると

危機感を
見ないようにして

チャレンジすることを
先のばしにしてしまうのです。

 

 

これも
心理学の研究で
明らかになったことで

 

やらなくて後悔する感情のほうが

やってみて後悔する感情よりも

 

ダメージが大きくなる

という

 

結果が出ています。

 

 

「でも」を手放さない限り

「やらなくて後悔する」ことは

増えるので

 

チャレンジする環境に
身をおくことが
大事なことなんですね。

 

 

人間なので

「でも」と

考えてしまうことは
自然なことなのですが

 

「でも」が
頭に浮かんできたら

それを
「から」に変換する

思考のクセをつける。

 

 

たとえば

・時間がない・・・から
 気が進まない飲み会は断ってみよう。

・お金がない・・・から
 小遣い簿をつけてみよう。

・モチベーションがわかない・・・から
 頭や心にたまっているものを書き出してみよう。

 

という感じですね。

 

 

このように

「でも」を「から」に
変えることで

 

言い訳の天才を
目標達成するための
言い訳にする。

 

 

自分が
「やりたい」と思ったことは

実現できる
可能性がある証拠です。

 

 

まったく
実現不可能なことなら

アイデアさえ
浮かばないことが
ほとんどなので。

 

 

そう考えると
「今やらなければ、後悔する」

ということに
なるんですよね。

 

 

「でも」という

言い訳が出てきたときには

 

すぐ
「から」に変換する

思考のクセを
つけましょう。

 

 

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