2019年4月22日
自己成長
おごり高ぶりがすべての原因。
昨日は
運転免許証を
更新してきました。
申請書を書いたり
収入印紙を購入したり
視力の検査や
写真を撮ったりと、
流れ作業のあとは
2時間の講習。
(違反者講習です。)
面倒くさいなぁと
思っていたのが
正直な気持ちでしたが
講習の中で講師が
運転歴が長いからとか
技術が高いなんて
関係ありません。
おごり高ぶりが
すべての原因です。
という言葉に
ハンドルを握る者として
責任を重く
感じさせられました。
昔、
トラックドライバーだった頃を
思い出しました。
先輩ドライバーが
「オレ、15年間
無事故無違反なんだよね」
とわたしに
言っていたら
スピード違反で
捕まりました。
しかも
免許期限切れ。
全部とは
言いませんが
テレビなど
多くの人の前で
「私の所の神社は
今まで災害に遭った事が
ありません。」
などと言うと
だいたい
3カ月以内に
災害に遭うそうです。
また、
芸能人や有名人が
人気絶頂の時に
私の言うことは間違いない!
私は凄い!
など
自分を神的な
表現をすると
そう言ったその時から
奈落の底に下がって行く事に
なっているようです。
お金や権力
地位や名声などを持ち
周りから
チヤホヤされると
どうしても
おごり高ぶる気持ちが
出てくるようです。
そんな時に
大切なのが
初心忘るべからず
です。
一般的に
「初心に返る」
「初心に戻る」など
最初の気持ちを忘れるな!
という使い方を
するのが普通です。
しかし本当は
ずいぶん違っていて
もっとリアルです。
初心とは
始めた頃の気持ちや志
ではなく、
芸の未熟さ
つまり
はじめた頃のみっともなさ
という
意味なのだそうです。
はじめた時の気持ち
「初心」ではなく
初心者の
「初心」というわけです。
何もできない
初心者の頃のみっともなさ
未熟さを
折にふれて
思い出すことにより
「あのみじめな
状態には戻りたくない」
と思うことで
さらに
精進できると説いています。
「初心忘るべからず」は
初心者の時代を
抜け出したとしても
慢心せずに
屈辱感を思い出し
また道に励みなさい。
時々、
初心者の頃から
どれだけ
良くなったのかを振り返り
自分の成長を実感し
さらに玄人の域に入った後も
道に終わりはなく
常に向上心を持ちなさい
ということを
説いてくれている言葉です。
おごり高ぶる気持ちや
油断をしていると
築き上げた
良い習慣もすぐに崩れて
あっという間に
最初の頃の
惨めな何もできない
へたくそな自分に
すぐ戻ってしまうぞ!
人間は、
それくらい
もろいものです。
だから、
初心忘るべからず
時々の初心忘るべからず
老後の初心忘るべからず
なんですね。
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