2019年6月25日
繁盛のタネ
「頭」のビジネスではなく「心」のビジネス。
某大手飲食店の
マーケティング責任者の話です。
あらゆる角度から
綿密に
マーケティング分析をし
商圏も
顧客層も
店舗面積も
商品構成も
販促企画も
ほぼ同じなのに
売上が2倍の
お店があります。
なぜか?
ということで
実際に見に行きました。
1日目:全体的に見てわからない。
2日目:細かく見てもわからない。
3日目:もしかしたら、これが答えか?
4日目:たぶんそうだ。
5日目:確信を得た!
さて、
なんだったでしょうか?
その答えは、
「アルバイトの
かわいい女の子が
笑顔で接客していた。」
でした。
「なーんだ…」
と思われたでしょ。
そうなんです。
でも
そこなんですよね!
マーケティングの
責任者曰く
人間として、
どんな人や場所に
惹かれるのか?
笑顔や親切や丁寧さ、
おいしい、安い、
居心地がいいなどを
本能的に
選択しているはず。
だから、
マニュアルで実行するのと
本当に
心からやるのとでは
相手への伝わり方が全然違う。
その結果、
売上が2倍に
なったというわけです。
売上を2倍にする方法が
「アルバイトの女の子の笑顔」
やっぱりここか〜
と改めて、
教えて頂きました。
最近つくづく感じますが、
これからは特に
頭のビジネスではなく
心のビジネスが
できるところが
選ばれているようです。
昨日、伺った
スープカレー屋さんの
オーナーさんも
同じ様なことを言っていました。
あるスーパーに
行ったときのこと。
スーパーの入口付近で
移動販売の
焼き鳥屋さんが
出店していました。
いい匂いにつられて
買っていこうと思い
移動販売車の方に
「焼き鳥◯◯本ください」
と言ったところ
無愛想な対応で
15分掛かりますけど、と。
申し訳なさそうでもなく
明るさも笑顔もナシ。
忙しくなると
どうしても
笑顔が消えて
しまいがちですが
そういう時こそ
笑顔って
とても重要になってきます。
オーナー曰く
接客の
基本中の基本である
笑顔の無いところに
売上が上がるはずはない。
もう二度と
行くことは無いと
言ってましたね。
「頭」のビジネスではなく
「心」のビジネス。
では、
心のビジネスとは
なんでしょうか?
基本は
真面目で責任を持って
信用を守る。
そういった
人間の本質のことだと
思います。
成功する
ビジネスはすべて
心のつながりで
成り立っています。
たくさんの人が
セールスの技術や
経済の勉強をしています。
でも、
それらはスキルです。
スキルは全部、簡単です。
しかし、
心は違います。
心は、まだまだ
わからないことがいっぱいあります。
なので、
わかっていると思って
頭をだけを使う
ビジネスだけではダメですね。
頭だけだと
コミュニケーションは
うまくいきませんが
心を使えば
コミュニケーションが
うまくできます。
このことを
理解しなければ
売上2倍は
難しいですよ。
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