2019年7月5日

仕事術のコト

「安定の放棄」と「積極的な操縦」

 

 

昨日は
仙台から
千歳に向かう飛行機は

 

梅雨前線の影響で
かなり揺れましたね…。

 

 

いきなり

ガクン!
ってなったとき

 

 

思わず
「うわっ」
声が出してしまい

恥ずかしかったです(笑)

 

 

 

 

 

 

ところで

飛行機はなぜ飛ぶのか
ご存知でしたか?

 

 

 

 

たとえば

ボーイング747の重量は

 

お客様や燃料、
貨物などすべてが
ほぼいっぱいの状態で
約350トンにもなるそうですが

 

 

 

なぜ
そんな重いものが
飛ぶのか?

 

あまり
考えたことがなかったので
調べてみたら

 

 

何通りか
有力な説があるのですが

 

 

 

結論から言うと

 

「正しい解説が
 ほとんど存在しない」

 

なんじゃそりゃぁ!
って感じです(笑)

 

 

 

 

 

ただひとつ
言えることは

 

ものすごいスピード
時速300k
滑走路を走るからという事です。

 

 

 

 

 

 

ところで

 

世界で初めて
有人動力飛行を成功させたのは
ライト兄弟ですが

 

 

彼らのことを書いた本に

『不安定からの発想』

というのがあります。

 

 

 

その中に
面白い一節があります。

 

ーーーーーーーーー

ライト兄弟の
最初の有人動力飛行機
フライヤー1号は

 

固有安定ゼロどころか
マイナスである。

 

すなわち

放置すれば
墜落する機体であった。

 

それでは
なぜ墜落しなかったといえば、

 

理由は
あきれるほど簡単である。

 

 

それは

 

 

 

彼らが操縦したから
であった。

 

 

ここに
ライト兄弟の思想

 

すなわち
不安定の発想がある。

 

ーーーーーーーーー

 

 

不安定の発想?

 

 

要するに

 

飛行成功の秘密は

「安定の放棄」
「積極的な操縦」

というところです。

 

 

 

安定を放棄する!

 

 

はなから
安定は求めない

 

安定を求めるから
不安定になる。

 

 

 

だったら

最初っから
「不安定」なものとして

 

積極的に
操縦をすれば安定する
というわけです。

 

 

 

 

 

これは

商売や経営、
セールスの世界に
ピタッとくる言葉だなぁと
感じました。

 

 

不安定な社会。
不安定な会社経営。
不安定な商売。

 

 

安定など
最初っから
あるはずがありません。

 

 

もともと
不安定なんだから
それを積極的に操縦して

 

「安定」
させればいいだけ
ということですね!

 

 

そもそも
不安定なので
前後左右、上下にゆれます。

 

不都合だったり
不合理な状況。

 

不平等なことなどが
次々に起こってきますが
それこそが自然。

 

自然って
そんなものですよね!

 

 

もし、
いいことばかり
続いたりすると

 

その方が不自然です。

 

 

自然の中で
暮らしているんだから

 

不安定さに
いちいち動揺する方が
おかしいのです。

 

 

 

成長、発展、繁栄には
「安定の放棄」という
リスクが伴います。

 

 

安定の放棄とは
不安定の事で

 

不安定は不幸だと
感じてしまいますが

 

しかし、
この世に存在する
すべてのものは

 

同じ状態を
保つことなく
移り変わっていって

 

永久不変なものなどは
ひとつもありません。

 

 

 

 

唯一不変なものは
変化する
ということです。

 

 

 

だとしたら
ありもしない
安定など放棄して

 

 

人生の
積極的な操縦
した方が勝ちだと思うのです。

 

 

猛スピードで
走っていきましょう!

 

ゴール目指して
とにかく
突っ走っていくことですね。

 

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