2019年8月18日

繁盛のタネ

パワーは得るのではなく引き出すもの。

 

 

 

偶然ネットで見つけた
ドラマ「半沢直樹」
観たくなって

 

 

TUTAYAに行き
全部借りてきました。

 

 

 

で、

一気通貫で
観てしまう始末に(笑)

 

 

ご存じの方も
多いと思いますが

 

わたしは
初めて観ました。

 

 

 

いやぁ
面白かった。

 

 

なぜこの
「半沢直樹」が
面白いんでしょうか?

 

 

 

それは、

国民的番組

「水戸黄門」と

ストーリー展開が
一緒だからなのかと
思ったんですね。

 

 

一話一話で
起承転結が明確、

 

初めて見た人も

 

だれが正義で
だれが悪なのか
一目瞭然です(笑)

 

 

しかも、
番組前半で
悪代官が登場し

 

半沢直樹一味が
ピンチに陥るも

中盤では仲間に支えられ

 

最終的には
大逆転で悪をこらしめる

 

「倍返しだ〰!」の
台詞できまり!

 

このストーリー展開が
ウケるのかなと思うんですね。

 

 

 

 

 

ハナシを戻します(笑)

 

 

 

 

中でも
興味深かったのが

「第6話」

 

 

 

出向させられて

融資の申請を
断られ続けている
親友の近藤直弼を

 

半沢直樹が剣道に誘い、

剣道で叩きのめし

 

大学時代を思い出せ、近藤!

カツを入れたシーン。

 

 

たいへん
興味深いものがありました。

 

 

 

何が
興味深かったかと言うと

 

 

 

思い出せ!という

言葉づかいです。

 

 

 

 

普通、
人を励ましたり
元気づける時は

 

「頑張れ!」とか
「しっかりしろ」
「ちゃんとしろ!」

 

など
使いますが

 

 

それで気持ちが
立て直ると言うことは
まずありません。

 

 

 

反対に
落ち込むのが関の山です。

 

 

 

 

「しっかりしろ」
「ちゃんとしろ」

前提

 

 

お前はダメなやつだ!
お前はだらしがない!

 

だからです。

 

 

 

「頑張れ!」も

 

前提は

頑張っていない
ことになります。

 

 

 

 

なので、

言われれば、言われるほど
俺はダメなんだ…と

 

確認されているような
ものです。

 

 

 

でも
思い出せ
違います。

 

 

 

 

思い出せの前提

できる

だからです。

 

 

 

 

では、
お前ならできる!と
直接言った方が

 

いい感じですが

 

 

うまくいっていない状況で

 

そんなことを
言われても

 

素直に聞くことは
できません。

 

 

 

 

 

ドラマでは

近藤が融資を又断られ
銀行からふらふら出てきて

 

道路の真ん中で
座り込んでしまいます。

 

 

 

そこに
半沢が通りかかり
泣いている近藤に

 

「ちょっと付き合え」と

 

剣道場に
連れて行きます。

 

 

初めは
滅多打ちいされて
やられるばかりの近藤。

 

 

半沢は、
負け犬状態になっている
近藤に向かって

 

「大学時代を思い出せ、近藤」
ささやきます。

 

 

すると

みるみるうちに
近藤に力があふれて

 

反対に
一本を取り返しました。

 

 

半沢の
「大学時代を思い出せ」には、

 

いろんな思いが
詰まっていたと思います。

 

 

お前は
凄い奴だったじゃないか!
俺は知っているぞ!

 

 

お前には力がある。
能力もある。
リーダーシップもある。
ある。ある。ある。

 

そのことを思い出せ!

 

ということかも
知れません。

 

 

本当のところは
わかりませんが

 

私にはそのように
伝わりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

私たちは、
失敗や挫折を経験し

 

敗北感や劣等感で
心のエネルギーが
落ちてしまうことがあります。

 

 

 

そんな時は

頑張って
何かを身につけることより

 

 

思い出す感覚
大事だと思います。

 

 

 

 

たとえば

 

一日も休まず
通った小学校時代。

 

 

最後まで
走り切ったマラソン。

 

 

一人になっても
続けた掃除。

 

 

勇気を出して
謝ったこと。

 

 

遊ぶことを
我慢してやり遂げた
下積み時代

 

など、

 

 

 

自分って
結構やれていたじゃん!

 

俺って
そこまで最悪じゃあないわ!

 

私もいいとこある!

 

そういうことを
思い出しましょう!

 

 

それだけで
十分良いと思いますよ。

 

 

半沢直樹を観て

そんなことを
考えていました。

 

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