2019年10月18日

社員育成術

「あえて遠回りをする」褒め褒め法。

 

 

なかなか
「人を褒める」

ことができない。

 

ある経営者から
このような悩みを聞きました。

 

 

 

人間は誰でも

意識しているか
していないかは別として

 

周りの人に

 

もっと愛されたい
もっと尊敬されたい
もっと認められたいという

 

基本的な
欲望を持っています。

 

で、
成功している方々は
例外なくこれができます。

 

 

 

それは…

「人を褒める」

ということです。

 

「ほめる」ということは

 

「あなたは私にとって
 とても大切な存在なのです」

 

というメッセージを

 

相手に送ることになるので
送られた相手は
とても嬉しいものです。

 

 

そして、
自分を認めてくれた
人の言うことは聴こう!

 

自分を褒めてくれた
人の役に立とう!

 

と思うので

人間関係がうまくいき
成功していくというわけです。

 

 

 

 

では、
どう褒めればいいのか?

 

 

褒め上手や褒め殺し、
みたいな褒め方ではなく

 

間接的に褒める

 

ということです。

 

 

 

直接褒めるのではなく
第三者を介して
間接的に褒める!

 

その人本人ではない
他人に向けて
その人を褒める。

 

という褒め方です。

 

 

 

 

 

 

たとえば

レストランの店員さんで
大変気持ちのいい
接客をしてもらったら

 

その会社の本社や
社長にお礼の手紙を書く。

 

 

社員の方が
毎日一所懸命に
仕事をされていたら

 

その奥さん(ご主人)や
ご両親に
感謝の気持ちをお手紙する。

 

 

部下の1人を褒める場合は

ほかの部下と
食堂やトイレで
一緒になった時などに

 

ポロッと
「最近○○君は
よくがんばってるね。
助かるよ~」

 

といった感じで

 

 

 

あえて遠回りをする

やり方です。

 

 

 

 

実際に、
間接的に
第三者の口から伝えた方が
効果がありますし

 

本人を直接褒める場合は

他の人の前で褒めると
居合わせた人たちの
妬みを買う可能性もあります。

 

 

また、

直接褒めた場合は
褒められた側が
お世辞や社交辞令のように
とってしまう
可能性があります。

 

それと
1対1で改まって褒めると
何か下心や魂胆があるのでは…と

 

勘ぐられる
心配もあります(笑)

 

 

 

 

それに対して

第三者から
伝わった褒め言葉は

 

本当に褒めてくれている
気がしますし

 

その言葉には
利害関係が感じられないので

 

真実性があり
素直に聞くことができる
というわけです。

 

 

 

 

それと
最も注意すべき点は

 

直接褒める場合、
人を褒めたら
人を褒めた自分が喜ぶだけで
終わってしまっている。

 

つまり
自己満足や
自分サイドの傾向が
あるというところです。

 

主役は相手ですからね!

 

 

 

 

 

もうひとつの方法は

「叱るのは口で
褒めるのは手紙で」

というやり方。

 

・叱るのは直接(口)
・褒めるのは間接(手紙)

ということです。

 

 

・今日、一人褒めるとしたら
 どなたの顔が浮かびますか?

 

・その人のどんなところを
 褒めてあげたいですか?

 

・その人が尊敬している人
 親しい人、友人やご家族は?

 

 

その方の
良いところや
感謝しているところを

 

その方の周りの方に

 

ポロっと
伝えてみましょうね。

 

 

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