2020年1月8日
繁盛のタネ
新年の初転びは、痛くも運が良い。
いや〜、昨日は
新年の初転びしました(笑)
所用のため
街の駐車場に車を停めて
戻ろうとしたところ
ほとんど
乾いている路面の
一部だけ
(ホントその部分だけ)
凍っていたんですね。
夕方ということもあって
外は真っ暗。
右手に携帯、
左手にカバンを
持っていたという場面で
ツルっといった瞬間
バナナの皮で
滑って転ぶような(笑)
転び方をしました。
幸い、携帯も
転んだ拍子に飛んでいった(笑)
カバンも無事、
尻餅をついたお尻と
左手の手のひらが
負傷した程度で済みました。
でも、
周りで歩いていた人の
視線を感じたので
すぐに起き上がって
そそくさと
逃げるように車に乗り込み
その場を後に(笑)
あー、
恥ずかしいやら
痛いやら。
一瞬、
「なんであんなところで
転ぶんだ!運が悪いな。。。」
と思いましたが
「大したことなくて
運が良かったな」
とも取れるのかなと
思いました。
わしは運がいい。運の強い男だ。
松下幸之助さんが
言い続けてこられた言葉ですが
その例として
丁稚時代に
自転車に商品を積んで
運んでいる時に
路面電車のレールに
自転車のタイヤが滑ってしまい
転んでしまうという話です。
路面電車は
すぐに気がつき
急停車して
体の前で止まってくれた。
まわりの人も商品を拾って
集めてくれたので
わしは運がいい!
もう一つが
大阪湾内で
夏の日に海に落ちたこと。
この時も
船が気がついて
助かったのですが
病弱な自分は
助からなかっただろう。
落ちたのが夏でよかった。
わしは運が強い!
幸之助氏は
勝ったことや
儲かったことではなく、
ありとあらゆる
事件をとらえては
わしは運が強い。
わしほど幸運な人間はいない
と言い続けられて
いたそうです。
のちに
幸之助氏が
世の人々が
驚くような幸運な人、
強運な人になっていかれたのは
良い事ではなく
悪いことが起きた時に
私は運がいい!と
言い続けられたことが
大きな原因に
なっていると感じます。
よく、運のいい人は
虫の知らせを聞き逃さない。
とか、
直感と本能を信じて
決断をする。
などと
言われています。
では、
土壇場のところで
運に助けられる人と
そうでない人は
どこに違いがあるのか?
それは
不安の強さです。
実は
運は不安が大嫌い
だそうです。
というのも
不安の強い人は
自分を守ろうとして
いろいろなものを身につけ
自らを重くしてしまう。
重い荷物を
抱えている人には運は味方しない!
のだそうです。
たとえば
100個の荷物を抱えた人と
1つしか荷物を持っていない人が
溺れていたら
「運」は
軽そうな
1つの人のところに行って
力を貸す。
というわけです。
なんとなく
納得がいきますね。
不安は、
自分の力だけで
何とかしようとしたり
何かを守ろうとしたり
絶対に
損をしたくないという
心理から生まれてきます。
運は不安が
大嫌いなので
不安と言う荷物を
たくさん持っている人には、
力を貸してくれません。
ちょうど子どもが
親がそばにいてくれたら
思いっきり遊びまわるように
心から安心して
行動している人に
力を貸して下さるようです。
実際に
不安をまったくなくす
ということは
出来ないと思いますが
過去の体験をもとに
「私は運がいい」
「僕は運が強い」
と
言い続けながら
危ない状況や不利な状況を
楽しむぐらいの
意識があれば
不安はうんと
小さくなります。
また、
もともと何もないところから
始めたんだから
ゼロからやり直せばいい!
とか
失ってもいい!
また取り戻すだけだ!
などと
開き直るのも
不安を小さくしてくれます。
また、不安は
「無知」から
起きている場合があるので
何が、なぜ?
不安なのかを書き出して
師匠や先輩に
相談することも
不安解消の解決策の一つです。
運は不安が大嫌いなので
自分は運がいい!と
言い続けて
安心して
行動しましょうね。
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