2020年2月22日
日々の気付き
朱に交われば赤くなる。
毎朝、
「めざましテレビ」を
見るのが日課です。
特に
お天気キャスターの
阿部華也子さん
(通称:かよちゃん)の
カワイイ大分弁で
お天気を伝える清涼感に
癒されます(笑)
が、
癒される反面、
最近のニュースは
もっぱら、
コロナウイルスの話題ばかり。
どこそこで
感染が見つかったとか
市中感染がどうとか
人混みは避けろとか
もうね、
国民を煽るような
ニュースばっかり。
ついつい
自分もなるんじゃないかと
感じたので
めざましジャンケンだけは
済ませて(笑)
いかん、いかん
逆に感染するって。。と思って
プチっ、と
テレビ消しましたわ。
朱に交われば赤くなる
という
ことわざがあります。
人は周りの環境によって
良くもなれば
悪くもなるということで
確かに
一つの真実だと
思いますが
全部に
当てはまるかというと
そうでもないように感じます。
落語の
志の輔さんが
利口はうつらないが
馬鹿はうつる
と言っていました。
学生時代に
いわゆる
勉強嫌いな
「バカな学生」と
付き合うと
自分も成績が
どんどん落ちて
バカがうつりましたが
「利口な学生」と
付き合っても
必ずしも
利口には
なりませんでした(笑)
「バカはうつる」は
簡単に生じますが
「利口の影響を受ける」
の方は
極めて
稀にしか生じない
というのが
実際のようです。
芸事の世界でも
「下手がうつる」とは
言っても
「上手いがうつる」とは
言わないようですし。
どちらも
同じじゃないかと
思いますが
そうではないようです。
その理由は、大きく二つ。
人間はどんな方でも
生来、怠け者で
楽な方、楽な方に
行きたがる習性があります。
なので、
ツイツイ悪い癖の方が
つきやすいものです。
もう一つは
真っ白な素地を
赤に染めたり
青に染めるのと違って
一旦、赤に染めたものを
青に染め直すのは
同じようにはいきません。
人間の
心構えも同じで
幼少期に
一旦染まったものを
再度、染め直すのは
自分の強い意志と
根気強さが必要になってきます。
美容室に行って
髪の毛を染め直すようには
いきませんね。
では、
どうやって
「上手いをうつす」のか?
ノーム・シュパンサー博士に
よると
人は順応することで
安心感が得られるため
自然と環境に
順応しようとして
しまうそうです。
なので
「上手いをうつす」には
環境から変えることが
ポイントです。
下手を見たり
聞いたり、触れたりすると
下手がうつってしまうので
できるだけ
下手には近寄らず
上手いを探して近づいて
一緒にいてはなれずに
上手いに感染
しましょうね!
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