2021年5月27日
コーチング
伸びる人と伸び悩む人の明暗。
伸び続ける
クライアントさんと
伸び悩む
クライアントさんの違い
について
考える機会がありました。
私が考える
「伸びるクライアントさんが
持っている資質」は
2つあって
まず1つ目は
「素直さ」です。
私が同じような
働きかけを
行ったとしても
すぐに伸びる
クライアントさんもいれば
伸び悩む
クライアントさんもいます。
伸びる
クライアントさんは
基本的に素直です。
ご自身がたてた仮説を
実際に行動にして
そこで起きる
さまざまな
失敗や成功を
ご自身の経験にしています。
そして
その経験を学びとして
自分のものに
変えていきます。
伸びる
クライアントさんの
もう1つの資質は
「内部要因思考」で
考えられる
ということです。
たとえば
セッションで約束した
課題が未達だったとします。
伸びる
クライアントさんは
そこで
おかしな
言い訳はしません。
「目標に対して工夫や行動が足りなかった」
という事実を
素直に受け止めます。
その事実を
きちんと
受け止めた上で
自分に何が
足りなかったのか確認して
次の課題に活かします。
そのような意味では
伸びるクライアントさんは
素直であると同時に
ある程度の余裕を
持っているとも言えます。
逆に、
伸び悩んでいる
クライアントさんは
「仕事が忙しくて…」とか
「早めに寝ようと思ったのですが…」とか
「ついついダラダラしてしまいました…」
というような
「言い訳」が先に
出てきてしまうのです。
この考え方は
「外部要因思考」と
言われます。
要は、
物事がうまくいかなかった理由を
自分の責任として
受け止めず
環境やほかの人などの
外部に要因を
求めてしまいます。
そこで
伸びる
クライアントさんに対して
私ができることは何か?
最近、
その問いをよく考えます。
いま考えうることは
クライアントさんが
外部要因思考に
おちいっている場合には
勇気を持って、違う。
という
フィードバックを
するべきなのだろう。
ということです。
もしかしたら
それは外部に
原因があるのではなくて
内部に要因が
あるのかもしれない、と
考えてみたら
考えは
どう変わりますか?
というように。
思考のパターンや
素直さというのは
その人が
子どもの頃から
植えつけられてきたものが
大きな影響を
与えているものです。
確かに
クライアントさんに
「内部要因思考で素直になりましょう!」と
いくら
言ったところで
急に変化が
おとずれることは
ないでしょうけど
それでも
クライアントさんの
真の成長を
願うのであれば
粘り強く
「内部要因思考」と「素直さ」を
身につけられるように
フィードバックして
いこうと考えています。
ただし
怖いのも確かです(汗)
それでも、
クライアントさんが
本当に望む成果を
一緒に達成するためには
そのような
自分の恐怖や恐れに
いかに対峙するか
ということも
大事だと思うのです。
それに、
そこで恐怖を感じるのは
ベクトルが
自分に向いている証拠で
向けるべきは
クライアントさんの
成果のはず。
自分の
心理的なハードルを
乗り越えないと
ステージがあがりません。
私も、まだまだ
プロセスの中にいるので
勇気を持って
クライアントさんの成果に
コミットしていこうと
思います。
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