2021年12月23日

マインド

堂々たる模倣でオリジナルを超える。

Vol.1197

2021年12月23日(木)号

 

 

 

仕事で
成果を出すときに
大事なことを
ひとつ挙げるとしたら

 

何でしょう?

 

わたしが思うのは

とにかく

マネをすることですが

 

上部だけを
適当にパクっても
成果は出ません。

 

やるなら

徹底的に
パクらせていただくこと。

 

 


ニトリの創業者である
似鳥氏の
エピソードの中に

 

アメリカの研修で
家や部屋全体を
コーディネートして売る

 

というスタイルを学び

 

それを日本に持ち込んで

 

ニトリを
今の大成功に導きましたが

 

成功した一番の秘訣は

何かというと

「他の研修参加者は
 中途半端にアメリカ流をパクって
 うまくいかなかった。
 自分だけが
 完璧にパクって成功できた」

 

と言っています。

 

 

「采配」という

落合博満氏の著書でも

 

ーーーーーーーーーー

私のキャンプのやり方
チームの作り方、

 

もっと踏み込んで言えば

 

野球という
仕事に対する考え方は

 

過去に誰かが
実践していたものを参考にしたり

 

アレンジしたり
しているものにすぎない。

 

 

そもそも
野球のような技術事は

 

模倣から始まると言っていい。

 

 

私たちが子供の頃は

長嶋茂雄さんや
王貞治さんの
バッティングフォームを

 

真似て棒切れを振り

 

そうやって
自分がいいと思うものを模倣し、

 

反復練習で
自分の形にしていくのが
技術というものではないか。

 

 

模倣とはまさに

一流選手になるための
第一歩なのだ

 

ーーーーーーーーーー

 

と語っています。

 

 

 

人のまね事は
良くないという

 

意識がある人にとっては

 

「パクる」ことに

抵抗を感じるかもしれないが

 

 

本質や神髄まで理解して
徹底的にパクることが

 

パクらせてもらう
相手へのリスペクトでもあると思うし

 

 

たとえ
模倣と言われようと

 

堂々と取り入れて
自分のものにして
しまうくらいの方が

 

成功への
貪欲さでは
ないでしょうか。

 

 

「真似」と

言われるのを恐れて

 

良いものを
受け入れないことこそが

逃げだと思うので

 

堂々と模倣して

オリジナルを超えましょう。

 

 

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