2019年2月20日
目標設定術
コミットメントと一貫性の法則。
タレントの
堀ちえみさんが
自身のブログで
ステージ4の舌がんを
患っていることを公表しました。
堀ちえみさんといえば
わたしが小学生の時に
ドラマ
スチュワーデス物語
を観て
ファンになったことを
思い出します。
堀さんはブログで
力いっぱい闘って
必ず戻って来ます。
そして再びファンの皆様の前で
歌が歌えるようになりたい。
その為にも頑張って
治療に専念させていただきます。
と、
病と闘う決意を
宣言されていました。
必ず復帰されることを
願っています。
あるレストランで
予約客が
連絡なしで
ドタキャンするという
問題に困っていました。
いったいどれ位
困っていたかという事ですが
なんと、
予約客の3割がドタキャン
してしまい
それが売上にも
悪い影響を与えていました。
そこで、
このレストランの
オーナーは
ドタキャン率を下げるために
ある改善策を
考え付きました。
どんな策かというと
これまでは
電話で予約を受けた際に
「変更がありましたら
ご連絡ください。」
と言っていたのを
「変更がありましたら
ご連絡いただけますか?」
と、
相手に確認をして
Yesを
取るようにしました。
その結果
ドタキャン率は
30%→10%に
20%も減らすことに
成功したのです。
「ご連絡ください」と
一方通行だったものを
「ご連絡いただけますか?」と
疑問系に変え
相手からの
ハイの回答をもらうようにする。
つまり
宣言させる
約束してもらうことで
ドタキャン率が
下がったというコトです。
これは
コミットメントと一貫性
という法則で
人は
自分が表明した意志に対して
それに
矛盾したような行動は
とらなくなるという心理です。
要するに
人間は言ったことと
やることの一貫性を保とうとする
という性質があるんですね。
このことは
自分自身にも応用がききますし
更に強める方法があります。
一つは
公の場で宣言させる
(宣言する)という事です。
簡単に言いますと
「私は○○までに
○○達成します。」
みたいな感じで
友人や知人
会社の人などの前で
宣言するという事です。
また、
口約束よりも
契約書みたいに
紙に書いた方が効果的
です。
ただし、
他人に言う必要がない場合
もしくは言うのが
イヤという事もあります。
そのような時は
自分自身に宣言し
自分と契約すればOKです。
もう一つは、
スモールステップを踏む
大方出来るだろうと
分かっていることから
あえて
宣言してやる!
ということです。
たとえば
ダイエット。
今日から断食!と
コミットメントするより
夕食のご飯の
おかわりをやめる。
みたいな
かんじにして
その達成感を味わい
また次の日も味わい
自信をつけていくやり方です。
いきなり
難しい断食からやりますと
できなかったときに
挫折や敗北感を味わって
自信喪失や負け癖が
ついてしまいます。
これが
恐ろしいんですね。
約束を守らない
癖がついてしまいますと
だんだん
約束を破ることが平気になり
言うことが
コロコロ変わり
責任転嫁し始めたりします。
表情も
言い訳する人の
独特の顔つきになりますので
危険人物
出会う人は
自分と同じ嘘つき。
こうなったら最悪です。
何をしても
うまくいかなくなって
しまいます。
最初から
難しいことをしない
最初から
苦手なことをしない
徐々に
ハードルを上げて
達成していけば
知らず知らずのうちに
自分のレベルは上がっていきます。
人間は本来
自分の言うことに
矛盾がないように
行動しようとする
習性を持っています。
そして
どんな小さなことにも
この一貫性の法則が働きます。
ですから
この法則に基づいて
自分の思いを具体的に目標設定し
紙に書いて視覚化し
毎日反復することで
一貫性の法則を利用すれば
たいへん効果的です。
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