2019年3月4日

成功者のあれこれ

最後までやり遂げるコツはスタートすること

 

東京マラソンでは
中央大学の
堀尾謙介選手
日本勢最高の5位。

現役大学生としては
初めての

 

東京五輪の
代表選考会となる

マラソングランド
チャンピオンシップ(MGC)の
出場権を獲得しました。

 

しかも
初マラソンでとは…。

 

凄いとしか
言いようがありませんね。

 

わたしなんか

フルマラソンを
完走できるかどうか不安なのに(笑)

 

 

 

 

ある成功者が

最後まで
やり遂げるために
大切にしてきたことは何ですか?

という質問に対して

 

次のように答えていました。

 

 

 

まずスタートすること。
一歩踏み出してスタートしてしまう
ということですね。

わずか一歩でも
一旦スタートしてしまえば

最後まで
やり遂げられることが
実は多いのです。

 

このことを
実感させられる話があります。

 

 

 

 

それは
世界で最も過酷なマラソン
と言われる

サハラマラソン

の話です。

 

 

今年(第34回)も
4月5日~4月15日の日程で
サハラ砂漠で開催されます。

 

 

過酷さの一つは
衣・食・住に関わる全ての物資を
ランナー自らが準備し
それらを背負って

 

7日間
合計約230~250km
走る(歩く)という点です。

 

 

荷物の重さは
個人差がありますが
おおよそ6~13kgです。

 

大会開催時の
現地平均気温は35~40℃で

 

日中は50℃を
超えることもあります。

 

一方で
明け方には
18℃位まで下がります。

 

 

過去には
競技中に命を落とす人も2名いて

 

大変な過酷さで
毎年全競技者の
1割前後が途中で
リタイヤしてしまいます。

 

 

 

 

 

 

 

その中で
面白いデータがあります。

 

それは
スタート前に
キャンセルする人

 

レース中に
リタイヤする人の数

 

 

10倍いたんだそうです。

 

 

 

 

カンタンに言いますと

申し込みした人のうち

 

実際に現地で
スタートした人

約5割

 

スタートした
人のうち完走する人

約9割

 

 

この数字だけを見ると

スタートから
ゴールにたどり着く

ことよりも

 

 

まず
スタートラインまで
たどり着く

ことのほうが

 

はるかに難しいことが
分かりますよね。

 

 

最近は、
メジャーに
なってきたこともあり
その率は
下がっているようですが

 

サハラマラソンに
参加したいと思いながらまだ
参加に至っていない人や

 

何らかの事情で
申し込みを直前で
断念した人を含めますと

 

世界中でかなりの人が
実際にはスタートラインに
立っていないことになります。

 

 

 

 

 

私達の脳はそもそも
新しいことを始めるのが
苦手です。

 

 

新しいことを
始めようとするとき

 

脳は
自分自身を守るために

ある程度の恐怖心が
起こるように出来ている

からです。

 

 

 

 

つまり
人間の脳は

新しいことを始める
ことより

今やっていることを続ける
ことの方が
好きという訳です。

 

 

よく、
「継続が難しい…」
「なかなか続かない…」


「継続」
ということに
目を向けがちです。

 

 

もちろん
それも事実の一つだとは
思いますが

 

もしかすると

「ずっとやりたいと
 思っているのに
 まだやり始めていないこと」

や、

「やらなければ
 いけないのにやっていないこと」

の量に比べたら

 

「続かなかったこと」など

 

たいした量では
ないのかもしれませんね!

 

 

何事も
最後まで
やり遂げるということは
大変重要なことですが

 

そもそも
スタートしなければ

 

やり遂げることは
出来ない訳です。

 

 

最後まで
やり遂げるコツは
とにかく
スタートすることですね!

 

 

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