2019年4月17日
繁盛のタネ
他人にウソをついても自分にはつくな。
嘘つきは泥棒の始まり。
平気で嘘をつく人は
盗みをすることさえ
悪い事だと
思わなくなってしまう
という意味です。
ウソをつくことには
誰でも抵抗があります。
しかし、
ウソをつくことが
増えてくると
うそをつくことに
恥ずかしさや
悪いことを
しているという
意識がなくなり
平気で、
うそをつくようになります。
そうすると
悪いことへの恥ずかしさや、
罪悪感がなくなって
やがて、
盗みみたいな
大悪も平気でしてしまう様に
なってしまう。
人間には
そういう習性と言うか
弱さがあるので
些細なことでも
ウソをつくことを
習慣にしてはいけないという
いましめのようです。
目標設定の
コンサルティングを
していて思うことは
たとえ
他人にウソをついても
自分にはつくな
ということ。
自分に対して嘘があっては
モティベーションは生まれません。
本当は
お金が欲しいのに
いらないと言ったり
本当は
他人に認められたいのに
お金が欲しいと言ったり
本当は
車が欲しいのに
関心がないと言ったり
本当は
同僚に負けたくないのに
他人との競争じゃないと言ったり
本当は
一番になりたいのに
オンリーワンが大切だと言ったり
自分の本当の心を
誤魔化していると
本能的なパワーを
引き出すことができなくなり
モティベーションがかかりません。
たとえば
イソップ童話に
「スッパイぶどう」
と言うのがあります。
キツネが
おいしそうなぶどうを見つけて
食べようとして跳び上がりますが
ぶどうが
高い所にあるので届きません。
何度跳んでも届かないので
キツネは
怒りと悔しさで
「どうせこのぶどうは
すっぱくてマズイんだ」
といって諦めます。
手に入れたくて
たまらないのに
努力しても
手が届かないと思ったら
欲しくないんだと
自分に言い聞かせて
心の平安を
得ようとする人間の心理を
あらわしたものです。
このようなことを続けて
自分の心を
誤魔化すことが
習慣化してしまうと
本当に欲しいものが
自分でもわからなくなり
欲しいモノがないと
本当に思うようになります。
欲望なくして成功なし
ということです。
欲望を手にするには、
自己を改善改良したり、
問題や障害を
取り除かなければなりません。
欲望という
推進力をなくした人には、
それをやる
エネルギーがありません。
一般的に
欲望(エゴ)はよくないと
言われています。
きれいな
欲望でないと
ダメなどという方もいます。
確かに、
その通りだと思いますし
きれいな欲望の
持ち主にならないと
真の成功は
手にできないと思いますが
しかし、
恨み、妬み、悔しさなど、
ドロドロしたものが
実際自分の心の中に
有るのに無いと
誤魔化すことの方が
よっぽど
不健全なことではないかと。
問題は
その欲望ではなく
それを手に入れる方法です。
人をだましたり
他人に迷惑をかけたりして
手に入れるのは無しです。
他人には
絶対迷惑をかけず
正々堂々勝負して
手に入れるのであれば、
それは許されることであって
周りの人にも
いい影響を与える
結果になると思います。
嘘つきは
平凡の始まり!
自分の本心良心に
素直になることですね。
関連記事
- 2021年6月25日 「その他大勢」をあきらめる。
- 2022年3月16日 コミュニティ運営に必要な仕組み。
- 2020年1月16日 日本人が好む「3」という数字の神秘。
- 2019年11月21日 その人らしさが伝わるってモノです。