2019年8月21日
繁盛のタネ
プロの○○という言葉。
・プロの仕事
・プロの企画書
・プロの仕業
・プロの犯行
・プロの眼
・プロの智恵
・プロの味
・プロの芸人
私は、
プロの○○という言葉が
大好きです。
ある
ヘッドハンター
(人材の引き抜きをする者)の
話を聞きしました。
どの業界でも
優秀な人材は
すでに
その会社でも
キーマンとして
必要とされています。
なので
なかなか会社も
手放しませんし
ご本人も
転職は考えていません。
ですから、
優秀な人ほど
ヘッドハントは
簡単ではありません。
しかし、
その方の手にかかると
実現してしまいます。
ヘッドハントは
ある意味
「人を動かすプロ中のプロ」です。
では、どうやって
そんな
優秀な方の心を
動かしているのか?
もし、
あなたでしたら
自分の会社に
欲しい人がいたら
どんなふうに誘いますか?
一般的には
知り合いを探して
声をかけてもらい
会食に誘って
うちの会社では
こんなことやっているよ。
こんなことも
将来やりたいと思っているよ!
こんなところがすごいよ!
などと
自分の会社が
いかに良い会社か、
面白い会社か
ということを
熱心に話して
もし、君が来てくれたら待遇は…
などと
ほのめかす。
みたいな
感じでしょうか。
実は、これは
一番やっちゃいけない
ことだそうで
最悪のやり方。
裏を返せば
これで来るような人は
大したことがない人
という訳です。
まず相手に
語らせることなく
自分が
夢を語ってはダメ。
では、どうすれば?
***************
まず、その人の
パーソナルストーリーを
聞いてください。
幼いときから
夢中になって
やってきたこと
高校のとき
どんな部活をやってきたのか
どんなことに
興味があったのか。
自分で選択できる
高校生以上に
なってからのことは
特に重要です。
大学はどこで、
サークルは何を選び
バイトでは何をして
そして、
なぜ今の会社に
就職したのかを聞くのです。
サークル一つとっても
いくつか
選択肢のある中から
それを選んだわけですから
その人の
大事にしていることが
見えてくる。
「会社を選ぶ」
そのことには
その人の価値が
たっぷり
入っているわけです。
このように、
過去に目を向ければ
その人が
大事にしてきた
「価値の連鎖」が
見えてくるのです。
そして、
その「価値の連鎖」の
延長線上に
君のやりたい仕事が
きっとこの会社なら
できるんじゃないかな
ということを示せば
その人は勝手に
動き出すと思いますよ。
***************
さすがですね!
これぞプロ!
納得させられます。
プロとしての責任感や
プライドが感じられます。
一流にならなければ
一流を理解できない。
一流の話は
一流にしか分からない。
と言われる通り
一流の
ヘッドハンターだから
一流の人を
スカウトできるのだと
思います。
一流は
一流同士で集まりますので
一つの分野で一流になると
他の分野の一流とも
交流できるようになります。
何か一つの
専門分野で一流になれば
自然と
人脈のレベルも
上がっていく
というわけですね。
わたしも
常にプロの仕事と
言われるようにならねば!
と、思うのでした。
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