2019年9月9日
繁盛のタネ
流行れば、廃(すた)る。
「日経エンタテインメント!」が
年に1回発表している
「好きな芸人」
ランキング。
これまでの
調査開始以来
明石家さんまさんが
トップとして
君臨していましたが
昨年、
サンドウィッチマンが
1位になり
今回、V2を達成。
好きな理由としては
・ネタが面白い
・キャラクターが好き
・露出の仕方がいい
などの項目で
総票数を算出しますが
ネタが面白いの
票数が最も
高かったようです。
芸人として
ネタが面白いで
票数が高いのは
芸人冥利につきますよね。
以前に
あるテレビ番組で
サンドイッチマンが
こう話していました。
流行るギャグは
作らないように努力をしている。
一瞬、
「はあ~?」
と思ったのですが
多くの
芸人さんたちは
流行るために
必死のはずなのに
なぜ?
彼らが
あえてそこを狙わない
その理由は
こうでした。
・・・
・・・
・・・
流行れば、廃(すた)る。
実際、
一発ギャグが当たっても
その後、
まったく見かけなくなる
芸人さんは少なくない。
流行語を
狙うことなく
日常の言葉で
日常の風景に
ちょっとした
笑いを挿入する
というのが
サンドイッチマンの
姿勢だそうです。
24歳コンビを結成し
長い下積み時代を経て
33歳の時
「M-1グランプリ」の
敗者復活で優勝。
好きな仕事を
長く続けるために
彼らは
自分らしさを決めて
決して
「ブレない」
流行らなくてもいいから
すたれない芸人になる
という生き方が
結果につながったと
考えます。
・ヒット商品
・ヒットメニュー
・奇抜なサービス
・特別な人財
など、
流行ることに
フォーカスするより
・すたれない店づくり
・すたれない商品づくり
・すたれないサービスづくり
・すたれない人づくり
の方が
結果として実を結ぶ
ということを
あらためて感じました。
流行れば、廃(すた)る。
すたれないものは
流行ってる。
あなたの
ビジネスにおいて
すたれないためには?
ここを
一度考えてみるのも
いいですね。
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