2019年9月10日

繁盛のタネ

「過度の一般化」思考。

 

昨日は
営業最前線で
ご活躍の

セールスマン向けの
営業しつもんミーティングでした。

 

 

 

全体で
2部構成の
ミーティングで

 

1部は
実践報告会。

 

 

2部では
セールスの場面でも
よくあることで

 

「いつも」
「みんな」
「絶対」

 

という
思考について

 

ディスカッションしました。

 

 

 

 

「いつも」
「みんな」
「絶対」

という思考は

 

「過度の一般化」といって

 

以前そうだったから
どうせまたそうに違いない!とか

 

2〜3人に断られると
みんな必要ないと言ってる!

 

などと
勝手に結論付けて

 

「いつもそうなる」
「みんな言ってる」

「絶対そうだ」

 

あたかも

自然の摂理や
法則であるように

 

絶対的に
思い込むことを言います。

 

 

 

物事を極端に一般化する

 

過度の一般化思考

 

とっても
悪いやつです(笑)

 

 

 

ーーーーーー

”いつも”

四六時中そうである筈がないのに
「私はいつも怒られる」
「いつだって失敗ばかりしている」
など

 

“いつも”
そうであるかのように
思い込んでしまう。

 

 

ーーーーーー

”みんな”

「みんな私を嫌っている」
「みんな言ってる」
「最近の若者はみんなダメだ」

 

本当にそうでしょうか?

みんなって誰と誰?

 

 

ーーーーーー

”絶対”

「あの人は忙しいから
 絶対にアポの取れない」

やってもいないのに
「営業なんて絶対ムリ!」

 

ーーーーーー

 

 

また、
過度の一般化は

感情を倍増させる

という
特徴を持っています。

 

 

「自分はいつも失敗ばかり」
「みんなが悪口を言ってる」
「もうあんなチャンスは絶対にない」

 

と、
口に出して
言えば言うほど

 

気が滅入って
しまいますね!

 

 

では、なんで
過度に一般化してしまうのか?

 

 

 

 

 

 

実は、

 

 

「ラク」だから(笑)

 

 

 

 

極度に一般化して
決めつけてしまえば

 

それ以上の
行動をしないで
すみますし

 

傷つく可能性の
あることから
逃げることができます。

 

 

 

つまり、一般化は

 

不確実性にまつわる
不安感を
軽減してくれるというわけで

 

うまくいかない人は

 

出来事をすべて
悪い方へと
過度に一般化する
傾向があると言えます。

 

 

 

 

 

わたしも
よくやっている対処法を

5つご紹介します。

 

 

1,成功者に聞く。

自分の頭の中だけで
考えていると
気がつかないうちに
悪い方への過度の一般化思考に
陥ってしまうことがあります。

 

信頼できる人や
その道のプロに意見を伺い

 

客観的な
アドバイスに
謙虚に耳を傾けることが
大切ですね!

 

 

 

2,たまたま
 運が悪かったと考える。

うまくいかないことが
続いてしまうことなどは
よくあることです。

 

ただの偶然を
一般化してしまうのは
もったいないことです。

 

 

3,思考と事実の
 比較検討をする。

「いつも」「絶対に」「みんな」
というような
過度の一般化思考に
陥っていると感じたら

 

事実のみを
ノートに書き出す。

 

書くことで
客観的に見ることができます。

 

 

 

4,プロセスを変えてみる。

過去に
失敗した時と
同じプロセスではなく

 

改善改良、創意工夫して
違ったやり方で
やってみると
失敗する確率も減ります。

 

 

 

5,過去の
 成功事例を思い出す。

どんな人も
失敗ばかりということは
ありません。

 

過去に
上手くいったときのことを
思い出すと
気持ちを切り替えられます。

 

 

 

どれか
一つでもいいので

 

試してみるといいですよ。

 

カレンダー

2024年3月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031