2019年10月26日
仕事術のコト
物忘れが激しくなりました。
昨日は
同い年の
社長と会食でした。
話題はもっぱら
年のせいで
物忘れが
激しくなってきたという
共通言語(笑)
特に
人の名前が
覚えられないというのには
お互いに
「そうそう!」
と、意気投合(笑)
なんてことを
お酒のおかず(ネタ)に
していたのですが
「物忘れ」にちなんで
人間の脳って
あまり重要でないと
判断したものは
4日たつと忘れる
ように
なっているそうです。
で、
「あまり重要でない」とは
・面白くないこと
・嫌いな事
・イヤな事
など、
負の情報(負の感情)の
ことを言います。
反対に
おもしろそうだ!
やってみたい!
好き!楽しい!面白い!
などが
正の情報(正の感情)です。
負の情報(負の感情)は
脳の前頭葉という
ところへ行くと
忘れる仕組みに
なっているらしく
どれくらいで
忘れるかというと
神経細胞は
3日目まで機能するので
4日たつと
忘れるように
なっているそうです。
しかし
正の情報(正の感情)
つまり、
面白いとか
楽しいなどという感情は
やってみたい
達成したいという
気持ちを呼び起こして
そこから
いろいろ思考して
記憶力も
高くなっていくんですね。
たとえば
呑みすぎてしまって
「もう酒はやめた!」と
思っても
4日も経つと
負の感情は消え去って
楽しい
正の感情で
またやってしまう(笑)
というのは
脳に
この機能が
あるからなんです。
どういうことかと言うと
人間の脳が処理する
情報の量は
毎日膨大なものです。
なので
脳はあまり重要でないと
判断した情報は無視!
「スルー」しようとします。
つまり、
常にインプットされてくる
膨大な情報に
対応するために
効率化を
図ろうとしているんですね。
負の情報は
邪魔になるので
3日間は残すが4日目で消す。
なので
嫌なことは
無視して3日間ほっとく!
「3日坊主」恐るべし!
です。
それと
もう一つ面白いのが
変化が小さいことも
脳は見逃すということです。
変化が
小さいのは
身体への危険度が低いと
見なすからです。
たとえば
奥さんが
ロングヘアで
毎日5ミリずつ
髪を切って
10日経ったところで
5センチ短くなっていても
旦那さんは
気がつきません(笑)
しかし、
1日で「5㎝」短くなったら
「なんかあったの?」と
なりますよね?
たぶん(笑)
この働きを
うまく利用して
自分の弱点を克服したり
目標達成に
つなげていくといいわけです。
つまり
脳に気がつかれないように
うまく騙す!
1日当たりの
変化は小さくても
それが積もり積もって
何十日も何百日も重なると
大きな変化となります。
負の感情は
4日目には
脳は忘れているから、
刺激せずに
無視してほったらかす!
反対に
正の感情は
脳に気づかれないように
慌てず毎日
ちょっとづづ刺激して
脳をうまく騙しましょう!
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