2019年11月6日

社長が知っておきたいコト

上農は草を見ずして草を取り、中農は草を見て草を取り、下農は草を見て草を取らず。

 

 

倫理法人会の
モーニングセミナー会場が
新しく変わるため

 

朝の6時から
会場作りをしました。

 

 

 

朝早くから
役員の皆様に来ていただき
ご協力に感謝です。

 

(私は奥の方でマイクチェック笑)

 

 

 

 

 

いざ、
セッティングしてみると

 

これは
あっちの方がいいな、とか

 

講師席と司会進行席が
上座の関係で変わったりと

 

 

これ、
本番当日だったら

 

きっとバタバタして

新会場になったのにも
関わらず

 

グダグダの
モーニングセミナーに
なっていたかもしれなかったので

 

やっておいて
良かったと思います。

 

 

 

 

 

 

たとえば

 

偉い農家は
草が出ないうちに
畑の手入れをするのに対し

 

 

普通の農家は
「おっ、草が出てきたな」と
草取りを始める。

 

 

ダメな農家は
伸びてしまった草を見て

これは大変だ、
弱った!困った!と
バタバタ慌てて何もしない。

 

 

 

これは
何事にも
共通していることですが

 

常に先手を打つというか

 

段取りを
しっかりすることが
大切だということを

 

教えてくれている
言葉だと感じます。

 

 

 

実際に
草が芽を出さない
うちだったら

 

鍬で
サァ〜っと
やるだけなので

 

取ってしまうのは簡単です。

 

 

 

しかし、
草が芽を出して
ある程度伸びてからになると

 

手で抜いて
いかないとならないので

 

10倍ぐらいの
手間がかかります。

 

 

 

 

そして、

さらに
ほったらかしにしておくと
手に負えなくなります。

 

 

 

 

 

とある農家さんに

 

畑を見れば
その農民に会わなくても
どんな農家かわかる。

 

と、聞いたことがあります。

 

 

畑の手入れの仕方
というものは

 

見る人が見れば
作物や畑の状況だけが
分かるだけでなく

 

その農民の性格や
家の事情まで
分かってしまうのだそうです。

 

 

 

 

 

また

 

道の草を取っている
老人を見かけたら
人生の師と思え。

 

という言葉もあります。

 

 

 

田や畑に
行くまでの道に
生えているような
草まで取っているのですから、

 

自分の畑の草は

当然、取られた後に
その作業をしている訳です。

 

 

 

つまり
それだけの余力がある
ということですね!

 

 

 

道の草を
取っておかなければ
いつかその草から種が飛んで

 

自分の畑に
草が生えることになってしまう。

 

 

なので、
道草を取っている人というのは
そういう道理が
良くわかっている人。

 

つまり
農作業の名人なのだから
師と思いなさい

 

ということです。

 

 

 

 

では
「上農」になる人とは
どういう人なのか?

 

それはやっぱり
人生の目標がしっかりあって
鮮明で明確な人だと思います。

 

 

草を見ずして
草を取る人ですね!

 

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