2019年11月30日
社長が知っておきたいコト
3人のレンガ職人、あなたは何番目?
3人のレンガ職人の話です。
世界中を
まわっている旅人が
ある町外れの
一本道を歩いていると
一人の男が
道の脇で難しい顔をして
レンガを積んでいた。
旅人は
その男のそばに
立ち止まって
「ここでいったい
何をしているのですか?」
と尋ねた。
1人目は
そんなこと
見ればわかるだろう。
親方の命令で
「レンガ」を
積んでいるんだよ。
暑くて大変だから
もういい加減こりごりだよ。
と答えた。
2人目は
レンガを積んで
「壁」を作っているんだ。
この仕事は大変だけど
金(カネ)が良いから
やっているのさ。
3人目は
レンガを積んで
後世に残る
「大聖堂」を造っているんだ。
こんな仕事に就けて
とても光栄だよ。
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3人のレンガ職人は
それぞれ
「レンガを積んでいる」
という仕事は同じです。
仕事の内容や役割が
同じなので
賃金も
ほとんど変わりません。
だけど
動機がまったく違います。
働く意識、
つまり
目的意識が全く違います。
3人のレンガ職人の違いは
何でしょう?
1番目のレンガ職人は
目的がなく
2番目のレンガ職人は
目的はあるが
お金を稼ぐことが目的で
3番目のレンガ職人は
大聖堂を作り
人を幸せにすることを
目的にしていました。
“目的”とは
成し遂げようと
目指す事柄で
行為の目指すところ
です。
目的を持って
行動するからこそ
仕事や作業にも熱中できます。
そして
深く思考するからこそ
いい仕事をしようと
高いモチベーションになり
積極的に行動に移り
大きな成果や
結果を生むことができます。
一方で
目的がズレていると
同じ作業でも
成果や結果が
生まれにくくなります。
なので
ビジネスでは
利己的な考えよりも
利他的な考えを
示した方がいいですね。
そして、
現状よりも少し大きく
目的を示した方がいいでしょう。
ビジネスの本質は
あなたの
やっていることに対して
多くのファンを
作り出すことにあります。
ファンとは
あなたのビジネスに関係する
すべての支持者のことです。
顧客もスタッフも
買う側か売る側かの
違いがあるだけで
あなたのビジネスを
応援する立場は同じです。
経営者は
ファンのために
何ができるかを
常に考えていかなければ
いけません。
あなたのビジネスの
目的に関係する
すべての人々を
巻き込むための姿勢を
見せていくべきだと思います。
そのためには、
はっきりと目的を
示さなければいけません。
さあ
あなたのビジネスは
示せているのか
一度考えてみましょうね。
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