2019年12月20日

日々の気付き

メリハリの人生観。バンザイ。

 

 

昨日は
倫理法人会の
忘年会でした。

 

普段の
モーニングセミナーでは

 

特に役員さんの場合、

 

会員さんを
おもてなしするお役なので

 

冗談を言う
場面もほとんどないくらい
真剣に取り組んでいます。
(たぶんw)

 

 

 

で、昨日は宴(うたげ)。

 

 

お酒も入り
テンションも上がるので

 

下ネタ(笑)も混じり
弾けていた方も。

 

 

仕事の時は全力に、
遊ぶ時も全力で。

 

 

こういう
メリハリっていいなぁと
思います。

 

 

 

 

 

ある獣医が
体験した話です。

 

ーーーーーーーーーー

毎朝、
通勤する途中

 

交通量の多い交差点で
見かけていた盲導犬。

 

「やっぱり
 盲導犬は凄いなぁ。
 素質があるよねぇ」

と思いながら、

いつも感心していた。

 

 

 

ある日、
その盲導犬が
私の患者になった。

 

盲導犬の管理は
非常に厳しくて

 

月に一回の
健康診断や爪の確認、
足裏の毛刈りや
肛門腺に予防関係など

 

とにかく
飼い主さんに
危険が及ばないように

 

完璧な状況下で
任務がこなせるよう
検診が行われる。

 

優秀な盲導犬の彼は

爪切りも
自分から足を差し出すほどです。

 

 

 

ところがある日

彼の本当の姿を
見ることになります。

 

 

それは
「正確に体重を
 測ってみましょうか」と

 

盲導犬の補助器具を
外した時の事でした。

 

 

 

彼は豹変しました。

 

 

彼は一目散に
病院を駆け巡りました。

 

そして
病院内の看護士や
獣医一人一人に
挨拶をするように

 

じゃれまくって
グルグル回って
伏せをしたと思いきや

 

飛び掛ってきて
また次の人間のところへ…。

 

 

そうなのです。

 

 

 

これが
彼の本当の
姿だったのです。

 

人間と一緒に
思いっきり遊び、
走り回わりたい!

 

しかし、
補助器具をつけている間は

 

盲導犬として
ふさわしい
態度をとっていた。

 

 

彼は
「プロ」
だったのです。

 

 

何があっても
飼い主さんを守り

 

自分の使命を
果たさなければ
ならなかったのです。

 

毎日、盲導犬としての
仕事を続ける彼に

 

強く感銘を
受ける事となりました。

 

 

 

私は、月に一度
彼が病院に来た時だけ

 

補助器具を外して
ほんの数分だけ

 

皆のところに
挨拶しに行く自由を
与えています。

 

そして、
精一杯に彼と挨拶をします。

 

犬は本当に凄いです。

 

獣医になって
本当に良かったと思います。

(盲導犬の隠された性格より抜粋加筆)
—————

 

 

自分は
彼(盲導犬)ほど

 

プロ意識をもって
徹しているだろうか?

 

と、
あらためて思ったわけで

 

 

彼(盲導犬)のように

仕事の時には
プロ意識を持って取り組む。

 

仕事が終わったら、
自分の楽しみたいことを
無邪気に楽しむ。

 

そんな
メリハリの人生が
素晴らしいですね。

 

 

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