2020年5月20日
社長が知っておきたいコト
コロナ禍を転じて福と成す人。
突然ですが質問です。
コロナ禍
なんて読むか
分かりますか?
ニュースでも
「コロナ禍の今〜」とか
「コロナ禍を乗り越えるには〜」
なんて
目にしますよね。
恥ずかしい話なのですが
私はずっと
コロナ「渦」(うず)と
思って読んでいました。
コロナが
渦巻のように蔓延して
人々を巻き込んでいる状況を
「コロナ渦」と
表現していると
思っていたんです。
ふとした時に
漢字を見ると
渦(うず)じゃ、ないじゃん!
と思って
よーく
見てみると
「禍」じゃないですか!
しかし
「禍」を見て
何と読むのか迷いました(笑)
意外に
読めていない人は
多いのではないでしょうか?
(私だけ?笑)
で、正解は
コロナか
でした。
「禍」を「か」と読んで
「禍」は「わざわい」
「災い」→「天災」などは
防ぎようのない
元凶によりもたらされものに
使われる漢字で
「禍(わざわい)」は
人為的ミスなどにより
発生した凶事に使われる
漢字だそうです。
「コロナ禍」も
人為的に
コロナが流行してしまった
という意味が
込められています。
ということは
収束させるのも
「人次第だよ」
ということになりますね。
たとえば
AさんとBさんの
営業マンがいたとします。
消費者の気持ちで
聞いてみてください。
Aさんは
買ってもらうときは
良いのですが
商品の不具合を訴える
お客さんには
極めて不親切で
連絡も遅い。
お客さんは怒り心頭。
でもAさんは
売り上げを上げることが
自分の役割だと思っているので
クレーム対応といった
メンテナンスのような業務には
ネガティブなスタンスを
持っています。
結果、信頼を失います。
そして
クレームはどんどん
大きくなってしまいます。
一方で、Bさんは
クレームが起きたら
何はともあれ
ただちに電話をかけます。
その行為からは
相手を困らせて
迷惑をかけてしまったことに対して
申し訳ない
という気持ちを
抱いていることが伝わります。
最初は
怒り心頭のお客さんも
徐々に
そんなBさんの
「誠意」を感じて
怒りが収まってきます。
さらに
このクレームへの対応から
Bさんは
よりお客さんから
信頼されます。
この人から買い続けると
また同じように
対応してくれる
という信頼感です。
私たちは
禍を避けることは
できません。
できることは
その渦中に
ありながらも
自分が相手の立場に立った対応を
最大限するということ。
その後
上昇気流に乗れるか
下降気流に乗ってしまうのかは
自分の
スタンスで
決まるんですね。
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