2020年6月11日
日々の気付き
人が本気になれるのは「感謝」の心から生まれた使命感。
昨日から
函館におります。
函館といえば
はーるばる〜、きたぜ
はーこだて〜。
北島三郎こと
さぶちゃんの「函館の女」の
歌詞が浮かびます(笑)
念願の
活イカも食べれて
函館ミッション完了です(笑)
ビジネスメンバーとの
待ち合わせの場所に
向かうため
ホテル前に
停まっていた
タクシーに乗った時の話です。
コロナ自粛前の
給与は25万円。
自粛期間中は
飲食店のほとんどが
休業していたため
タクシードライバーさんの
売上も激減。
で、給与はというと
3万円…
だったそう。
死活問題なので
転職を考えていると
言っていました。
帰りもタクシーに
乗ったのですが
そのドライバーさんに
状況を聞いてみると
同じように
売上が激減していましたが
行きの
ドライバーさんとは
ちょっと違ったんですね。
たしかにキツイけど
わたしだけじゃないからね。
いつまでも落ち込んでたって
何も始まらんでしょ。
こうして
お客様を目的地まで
お送りできるだけでも
ありがたいですよ。
と言ってました。
前者のドライバーさんも
悪気はなかったと
思うんだけど
仕事に対して
なにか不満そうに
聞こえたのに対し
後者のドライバーさんは
仕事を使命感に
やっている感じがしたんですね。
松下幸之助氏の言葉に
ーーーーーーーーーー
熱心さは
必要に迫られ
切羽詰まったら
自然に生まれてくる。
そして、
誠実に素直な心で
自分の境遇や
自分の置かれている
状況というものを見つめたならば
自然に
感謝の心も生まれ
これに
報いるためには
何をすべきかということがわかる。
それが使命感や
ーーーーーーーーーー
幸之助氏の言葉の
深いところは
わかりませんが
私なりに解釈すると
人が本気になれるのは
「感謝」の心から
生まれた使命感。
つまり
恩返しの気持ちが
生まれたときに
人間は本気に
なれるものだと
言っていると感じます。
誰かを守る!
誰かを喜ばせる!
という動機ほど
人を本気に
させるものはありません。
自分以外の
誰かを幸せにしたいという
内発的動機づけが
出来る人は
感謝できる人
ということですね。
最初の頃の
困難な成功との戦いの中で
挫折や失敗を繰り返し
どん底状態だった時に
黙って
ついてきてくれた
家族や友人、従業員。
未熟な自分を信じて
買ってくれたお客さま。
取引をしてくれた取引先。
苦言を言ってくれた
先輩や同僚。
そして
お金を稼がせてくれた
商品や技術やサービス
など
今の自分があるのは
そういう方々のお陰だ!
と、心から
感謝出来る人が
本気になれる人であり
成功できる人!
成功に
絶対条件があるとすれば
「感謝する」こと。
この感謝することが
心からできるかどうか
なんでしょうね!
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