2020年10月15日
日々の気付き
「怒り」は百害あって一利なし。
ニュースステーションを見てたら
自分のアイスを
食べられたことに
腹を立てて
生徒を柔道の寝技や
投げ飛ばしたことで
中学教論が
逮捕されていました。
過去にも
生徒への体罰で
3度の懲戒・訓告処分を
受けていたようですが
この先生は
感情をコントロールできず
カッとなる性質があると
思ったのと
同時に、、、
自分にも
思い当たる節があると
思いました。
先日、
感情的になってしまうことが
ありました。
怒りを感情にまかせて
発露してしまいました。
読者の方には
あまり意味がないので
非常に恐縮ですが
今回は
自己省察に徹して
自分が怒ること
について
書かせていただきます。
わたしは、なるべく
怒りを持たないように
努めています。
なぜなら
感情的に
怒りを表に出して
結果が良くなったことが
ないからです。
怒った後、
結局のところ
自己基盤も揺らぐし
自己評価もダウンします。
わたしが
怒りを表すことにより
仮に自分の思い通りの現実に
なったとしても
それは
自分が求めた現実とは
違ったものになるでしょう。
むしろ、
怒りにともなって
自分の望む結果に
現実を引き寄せたことによって
自分の大切な何かを
失うような気持になります。
つまり、
わたしにとって
怒りを用いて現実を動かすこと
そのものが
自分の実力不足を
露呈することに他ならない
のです。
たとえば
言うことを
きかない子どもを
怒りによって
自分の思い通りにすること。
これは
わたしにとって
自分を試されるシーンです。
大人が怒りによって
子どもを操作することは
簡単だからです。
短期的には
それでも良いでしょう。
一定の効果が出るから。
もしかしたら、周囲の人から
自分の子供が
「おとなしくて良い子」
というふうに
見られるかもしれません。
では、
中長期の視点でみたら
どうでしょう。
3歳の子どもと
高校生の子どもと
同じように
怒りで押さえつけられるでしょうか?
わたしという親は
叱り方や怒り方の
表出方法を変えて
レベルアップ
させていく必要が
あるのではないでしょうか?
それが
親も成長する
ということですよね。
もちろん
親が子どもを叱るのは
必要なことです。
親が子どもに
自分の信念や
大切に思うことを伝えるのは
重要なことだから。
でも、この場合は
「叱る」のであって
「怒る」というのとは
違うはずです。
理由は色々と
あるはずですが
基本的には
口で言っても
分からないから
身体で分からせる
ということですよね。
多くの人が口をそろえて
「体罰はいけない」と
言います。
でも、
わたしに
言わせてもらえば
どちらも
自分の言葉や理念で
納得させられないから
暴力や怒りで
その場を自分の望む現実に収める
というように
感じてしまいます。
思わず怒りを発したとき
わたしは自分に
問いかけるのです。
・自分は、怒りによって
現実を思い通りにしてきて
良かったことがあったのか?
・その結果、
心から良くなったことがあるのか?
・怒りによって
現実が思い通りになってくるとしたら
それに味をしめて
また同じような行動を
繰り返すのではないか?
・その戦法を
自分はいつまで続けるのか?
いずれ限界が来ます。
言葉で
説明できなければ
極論を言えば
戦争になってしまいます。
怒りは自分に盛る毒。
ネイティブアメリカン・ホピ族の
言い伝えだそうですが
これはすごく
的を射ている
表現だと思います。
たしかに怒りは
かなり疲れる感情だし
体力の消耗はもちろん
血圧だって上がるだろうから
百害あって一利なし。
ホピ族はそれを
「毒」と言って
自ら怒りという
毒をあおっているのだと。
なるほど、
毒に違いないですね。
怒りに支配された心は
しだいに
病んでいくんだろうから。
わたしも
胸に手を当てて
反省します。。。
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