2020年12月11日

仕事術のコト

セルフ・ハンディキャッピングの克服法。

 

 

デスクワークする際に
机の上に何か物があると

集中できないってこと
ありませんか?

 

 

 

 

 

あなたは学生時代に

「テスト勉強をやろうとしたのに
 急に机の上を片づけはじめる」

という

 

行動をとったことは
ないでしょうか。

 

 

 

同じように私の場合、

 

事務処理を
しようとして

 

急にデスクまわりを
片づけはじめることが
あります(笑)

 

 

 

この現象
興味深いです。

 

 

本来やろうと
していることがあるのに

なぜか別のことを
やってしまうのですから

 

不思議ですよね。

 

 

 

これ、
心理学で
命名されている現象で

セルフ・ハンディキャッピング
呼ばれています。

 

 

 

私たちは
思い通りの結果に
ならなかったときに

 

「テスト勉強がはかどらなかったのは
 机の上を片づけていたから」

「事務処理が進まなかったのは
 デスクまわりを片づけていたから」

 

 

といった

 

言い訳

 

事前に
用意しているんですね。

 

 

あらかじめ自分で
ハンディキャップを
つけてしまう

ということです。

 

 

この
「セルフ・ハンディキャッピング」

いい現象では
ありませんよね。

 

 

 

 

「セルフ・ハンディキャッピング」を
防ぐ方法。

 

 

基本の対処策は

「よけいなものが視界に入らないようにする」

ことです。

 

 

シンプルですがパワフルです。

 

 

取り組むタスクに
必要なもの以外は

一時避難スペースなどを

 

作っておくと
いいですね。

 

 

そして

・読みかけの本

・書きかけのノート

・セミナーのテキスト

などは

 

「一時避難スペース」に

まとめて
しまってしまう。

 

 

このとき

できれば
スマホもしまいたい
ところです(笑)

 

 

たとえ
スマホを機内モードにして
使わないとしても

 

視界には
いれないように
しておくのです。

 

 

そうしないと
見えないところで
意識がスマホに奪われます。

 

 

 

そして
重要なタスクが終わったら

 

あらためて
「一時避難スペース」から
取り出せばいい。

 

 

 

私の場合

本棚を
「一時避難スペース」に
しています。

 

 

たとえば

ブログを
書こうとしたときに
じゃまなものがあれば

 

「一時避難スペース」に

まとめて
置いてしまいます。

 

 

そのスペースは

あえて
空けるようにしています。

 

これだけで
集中力が変わります。

 

 

 

 

また

ブログを書く前に
「一時避難スペース」に

 

不要なものを
まとめることで

「これからブログを書くぞ」

 

という
気分にもなります。

 

 

行動のスイッチ
なるんですね。

 

 

 

 

私たちは
視界に入るものに
誘惑されやすいものです(痛感)

 

 

優先順位を
間違わないために

気を散らすようなものは
「よけいなものが視界に入らないようにする」

ようにしましょう。

 

 

このような
環境をととのえておくだけで

 

脳のエネルギーを
無駄に消費しないし

 

結果として
集中力が高まります。

 

 

あなたの
パフォーマンスや成果も
変わってくるはずですよ。

 

 

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