2021年7月29日

目標設定術

できることに集中する「コントロール思考」

Vol.1050

昨日の
男子体操個人総合
橋本大輝選手の

最後の種目、

 

鉄棒で
逆転の金メダル!

 

力強い演技が
印象的でした。

 

 

 

 

 

その後の
インタビューでは

 

これからは
ディフェンディング
チャンピオンとして
やっていかなければいけないので
変わらない努力で
毎日やっていきたい。

 

と言っていました。

 

 

 

そこで本日は

コントロール思考

ご紹介します。

 

 

コントロール思考とは、

できることにだけ集中して
できないことに
焦点を当てない思考です。

 

 

言うのは簡単ですが
行うのは難しいですね。

 

 

ポイントは

出来ることと
できないことを
明確に区別すること

です。

 

たとえば、
営業マンで
考えてみると

仮に年間で
1000万円の売り上げを
上げなければ
ならないとします。

 

しかし、
6カ月目で300万円しか
売れていません。

 

 

上司からは

毎日、
売り上げが足りないと
せっつかれています。

 

こんなとき、

ストレスをためやすく
行動できなくなる営業マンの

心のつぶやきは

 

「6カ月で300万円、
 普通に行動しても
 600万円しか無理だ」

「提案しても不況の中、
 お客さんが買ってくれる確率は
 どんどん下がっている」

「1件1件、断られるたびに
 気持ちが落ち込み
 売れそうな気がしない」

といった
ところでしょうか?

 

 

しかし、
お客さまが
買ってくれるかどうか

 

極論を言えば、

結果は
100%コントロールは
できません。

 

 

なぜなら、
相手の意思決定や
経済状況はなど

 

不確定要因が
含まれているからです。

 

 

 

ここで
出来る営業マンは

目標達成に向けた

プロセスに
焦点を当てます。

 

300万円の
売り上げを上げた行動を
3倍にすれば
達成するだろう。
そのためには1日20件、
訪問する必要がある。

結果より
今日1日の件数に集中しよう。
営業の戦略を見直し
提案型の営業に変えよう。
そのために質問集をつくろう。

 

などの

プロセス目標を
立てていきます。

 

結果を軸に
考えることは同じですが

 

行動し続けるときに
結果ばかりを見ていると

 

ついつい
コントロール不能な部分に

目が向いていって

 

 

ついには

「上司が、不況のせいで、商品が悪い」と

 

どんどん
他責になっていきます。

 

 

上述の
橋本大輝選手が
言っていた

 

変わらない努力で
毎日やっていきたい。

 

金メダルも
取れるかどうかは
結果の領域ですが

 

ベストを尽くす
というのは

コントロール思考です。

 

 

愚痴・不平不満、無力感があるときは

きっと
コントロールできないことに
意識が言っているはず。

 

自分に出来ることは何か?

今すぐ、出来ることは何か?

 

そして
行動を積み重ねていけば
コントロールできることが

 

見えてきます。

 

自分に問いかけて

出来ることを
やっていきましょう。

 

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