2021年9月16日

繁盛のタネ

うまくいっている人が持っている「忘れるチカラ」

Vol.1099

 

 

仕事で
大きな成果を
上げている人をみると

 

「なぜ、あの人は
 あれほど仕事が
 うまくいくのだろう?」

思うこと
ありませんか?

 

私は、思います。(笑)

 

 

ただ、
私たちは

うまくいっている人の
結果を見ているだけで

 

失敗した姿というのは
見えていません。

 

 

過去の話をきいたり
行動を観察していると

 

彼らも
小さな失敗を続けながら
結果的に成功を
得ているのですよね。

 

 

では、彼らは

失敗して
落ち込むことは
ないでしょうか?

 

 

ここは
私の仮説ですが

うまくいっている人には

 

いい意味での
「忘れる力」が

あるのではないかと
思っています。

 

 

 

実際のところ

・過去の失敗に
 必要以上にこだわってしまう。

・反省ばかりしている。

・新しいチャレンジを恐れて
 行動できない。

というスタンスでは

 

大きな成功を
得ることは
できないでしょう。

 

 

 

これも
私の仮説ですが

 

成功する人ほど
「よく忘れ物をして困る」

という人が
いるように思います。

 

 

 

一面的に見れば

たしかに
忘れ物をするのは
困ることでしょう。

 

 

しかし、
一方の面を見れば

これは
「忘れる力」という

 

人間が本来持っている
大事な能力でもあると思います。

 

 

失敗や
嫌なことばかりに
こだわれば

 

チャレンジができなくなり

 

新しいことに
ふれなくなるでしょう。

 

 

 

そのためにも

「忘れる力」は

重要なんですね。

 

 

 

おそらく、
人間が進化するプロセスで

「忘れる力」があったほうが

 

生きていくのに
便利だったので
残っている能力のはずです。

 

 

 

その反動で

学習のように
努力しないと
記憶できないようになっている、

 

ということですね。

 

 

 

「忘れる力」は

誰にでもあります。

 

それをもっと
活用してみましょう。

 

かなりつらいことや
傷つくことがあっても

 

半年もすれば
8割以上の人が
以前の精神状態に戻っていく

 

という
研究結果があるそうです。

 

 

これこそが、人間の持つ

「忘れる力」の

いい部分ではないでしょうか。

 

 

 

そこで

「忘れる力」を高めるには

 

2つのアプローチが
あると思っています。

 

 

 

一つ目は

ネガティブな記憶を
ポジティブにとらえ直す。

 

たとえば、

失恋にあったとしても
その失恋があったので
新しいパートナーに
会えたと思うことはできます。

 

 

資格試験に
合格できなかったとしても

 

それまでに
学んだことは
力になっているはずですし

 

次に活かされるものです。

 

 

 

 

二つ目は

意識的に
新しいものにふれる。

 

新しい体験や
経験をすることで

いやなことも
次の新しいことで
消えていくものです。

 

そのためにも

新しいセミナーに
参加したり旅行に行くなど

 

新しい経験を
増やしてみましょう。

 

 

いつも
ランチに行くお店で

 

今まで
食べたことがないメニューを
オーダーしてみるくらいでも
十分です。

 

 

そのような
新しい情報こそ

 

新しい記憶に
なっていくものですよ。

 

 

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