2021年10月4日
オススメ
自分を客観視するような「鏡の役割をする」しつもん。
Vol.1117
昨日は
オンラインの
行動計画セミナーに参加。
1ヶ月の振り返りしてみて
あの時、もっと
ああしておけばよかった、
この日はもっと
効率的に動けたはず、
など
「振り返り表」を見ると
後悔すること
ばかりです(汗)
「このビールを飲むべきか?
飲まざるべきか?それが問題だ」
ちょっと
大げさですが(笑)
そのような
問題にぶつかること。
日常によくありますよね。
たとえば、
ダイエットを
しているときなど
スイーツを
食べたくなったりしますが
「理性の脳」が
勝利すれば
思考が優位となり
「ダイエット中なのだから」
ということで
スイーツをあきらめられます。
でも、
「本能の脳」が
勝利すれば
感情が優位となり
「なんでガマンできなったんだろう…。」
という
自己嫌悪、
私、よくやってしまいます(笑)
頭では
「こうした方がいい」と
分かっているが
実際の行動は
意図とは異なるほうを
選択してしまう。
計画どおりに行動する
「理性の脳」に
従ったほうがいいのですが
実際の行動は
感情に流されてしまいやすいのが
私たち人間なんですね。
このような
葛藤に打ち勝つ方法は
「自分を客観視する」
ことです。
たとえば
スポーツ選手が
試合後に
自分のプレーを
ビデオでチェックするのも
「自分を客観視する」ことを
習慣にしているわけです。
それを証明する
アメリカの
心理学者の実験があります。
子どもたちへの
お菓子の実験ですが
子どもたちを
小部屋に招待して
「お菓子を1個だけ取ってもいいよ」と
伝えます。
心理学者は
「仕事があるから別の部屋に行くね」と
子どもに伝えて
その部屋を出ます。
すると、
目の前にあるのは
おいしそうなお菓子。
子どもたちにとっては魅力的です。
中には思わず
2つ以上の
お菓子を持って
帰ってしまう
子どももいたそうです。
一方、
別の子どもたちには
先ほどとは
少し異なる
アプローチをしました。
あるツールを
部屋に置いたのですが
そのツールとは
「鏡」
です。
鏡のある
部屋の子どもたちは
自分の行動が
鏡に映っているので
お菓子を
取ることに
耐えられたのです。
彼らは、
言われた通りに
1個のお菓子だけを
持って帰る。
そのような
子どもたちが
多かったということなんですね。
この実験から言えることは
人は誰も見ていないからと思うと
どうしても
簡単な方に
流されてしまいやすくなる
ということです。
しかし、
誰にも見られていなくても
鏡を置いているだけで
自分を
客観視することができます。
客観視できれば
自分の
「理性の脳」が
優位になる。
そうすれば
感情よりも
理性を優先することが
できるわけです。
さて、
自分を客観視するような
「鏡の役割をする」
対策はできるのか。
そこで
おすすめなのが
しつもんです。
感情に
流されそうになったとき、
あなたご自身に
このような
質問してみましょう。
その行動をする
自分が好きか?
と。
この質問が
「鏡」の役割を
果たします。
あなたが
あらかじめやろうと
決めたことを
予定通り行動していく。
それができると
自分が好きになってきます。
自分のことが
好きになればなるほど
未来も良くなっていくでしょう。
「その行動をする自分が好きだ」
という時間が
増えていけば
後悔することが減ります。
そうして
「こうする自分が好きだ」
という選択をし続ける。
ここを習慣にできれば
自分を好きになる
時間が増えますし
結果として
より良い選択をする
自分になれるのです。
思考と感情で迷ったときは
「その行動をする自分が好きか?」
という
問いをして
「こうする自分が好きだ」
という
選択をとれるように
試みてくださいね。
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