2021年10月14日

仕事術のコト

「問題」はネガティブな印象。「課題」はポジティブな感じ。

Vol.1127

2021年10月14日(木)号

 

 

昨日は

とある
オンラインセミナーに参加。

 

60名ほどの
参加者がいて

小心者のわたしは
圧倒されつつも(笑)

時間管理が
徹底されていたところに
共感しました。

今日はそんなお話です。


 

「自分の時間の使い方に
 問題があると思うんです」

 

このように

時間に関する
ご質問をお受けすると

 

そのように
言われる方が多いです。

 

 

たいていの場合

その人が
「問題だ」と
思っていることを
口にされます。

 

「今日はこれができなかった」

「このことを
 実行しようと思っていたのに
 先のばししてしまった」

というように。

 

ここで

「問題」という言葉を

考えるときに

 

区別しておいたほうが
いい言葉があります。

 

 

それは、

「問題」と
「課題」の違い

です。

 

 

一見、似たような言葉ですが

 

あなたは

この2つの
言葉の違いを

どう捉えているでしょうか。

 

 

「問題」は

得たい
ゴールがあるのに
現実がそうなっていない
ギャップのこと。

 

あえていうと

ネガティブな印象です。

 

 

一方の
「課題」は

そのギャップを
埋めていくための行動のことで

 

こちらは
ポジティブな感じが
ありますよね。

 

 

問題に
フォーカスしすぎると

 

「足りない」
「もっと」という

欠乏マインドにおちいります。

 

 

でも、
課題に
フォーカスしている人は

「プロセスに納得がいくかどうか」を

見ています。

 

「自分ができる最善を尽くせた」と

思えれば
充足マインドになるのです。

 

 

 

「問題」と「課題」

そこから
引き出される

 

「悩み」があります。

 

 

それを

時間の
使い方に関する
「悩み」と
言われているのですね。

 

 

ただ、たいていの人は

「悩み」

という言葉の

捉え方が
違っているかもしれません。

 

 

なぜなら

「課題」を
すべて実行したのに

 

「問題」が解決しないから
「悩み」になるからです。

 

 

 

たとえば

「時間に関する悩み」
であれば

 

・どうなったら
 時間の使い方に満足するか
 明確なゴールを持っている。

・どうしても
 時間の使い方を
 向上させたい、
 という欲求がある。

・自分の中で
 「時間改善プロジェクト」の
 スケジュールを立てている。

・あなたの時
 間改善プロジェクトを
 応援してくれる人たちがいる。

・より良い
 時間の使い方のために
 改善案を考えて
 日々実験する習慣がある。

という

 

5つの要素を

できるだけ
高いレベルで実行すること。

 

それが「課題」です。

 

 

上記の5つの要素を

すべて
実行している日々がある。

 

それなのに
あなたのゴールに近づかない。

 

 

そうなったら

はじめて
「悩み」なのです。

 

 

そこまで
到達していなかったら

悩みとはいえません。

 

 

なぜなら

まだ取り組んでいない
「課題」があるので。

 

 

課題に
取り組んでいなければ
ゴールに近づきませんよね。

 

悩む前に
そのことをやりましょう

ということに
なってしまうわけです。

 

 

 

さあ、

・問題

・課題

・悩み

は、区別されたでしょうか。

 

 

ぜひ覚えていただければ

 

あなたが
ゴールに向かうための
ヒントになるはずです。

 

 

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