2022年2月24日
コミュニケーション術
懐に飛び込む人間関係。
Vol.1260
2022年2月24日(木)号
昨日は、
新規のクライアントさんと
打ち合わせが
あったんですが
一時間ほどのお話を通して
だいぶ
心を開いて頂けたのか
会社の内部情報を
たくさん教えていただきました。
もらえる
情報量が増えれば
提案できることの
幅が広がるので
ありがたい限りです。
とは言え、
相手に信用して
もらえないことには
重要なことを
なかなか教えてもらえません。
短時間で相手との
距離を縮めるスキルは
非常に大切です。
そのポイントは
いくつかありますが、
意識すれば
すぐ実践ができるのは
「不必要な敬語をやめること」
です。
もちろん、
「初対面からタメ口で話しましょう」
ってことじゃ
ありません(笑)
人は会話をしていると
無意識に
相手に合わせた
行動を取っているので
相手が心を閉ざした
よそよそしい態度だと
自分のメンタル面も
それに引っ張られて
心を開くのが難しくなります。
逆もまた然りなので
こちらができるだけ
フランクな
対応をする方が
相手も心を開きやすい
ってことですね。
ただ、
最初からあまりにも
くだけた態度を取ってしまうと
「ただの失礼な人」に
なってしまうので
コレもうまくいきません。
ですので
初対面の場合は、
出会った時の
挨拶などは
とにかくカタめに
きっちりとおこなって
「マジメな人」
「しっかりした人」
というイメージを植え付ける。
そして、
会話の中で
共通の趣味や経歴などの
盛り上がる部分を探し
そこを起点に
徐々に言葉遣いや
姿勢を崩し気味にして
こちらが先に
心を開いたことが
相手に伝わるようにする。
すると、
第一印象との
ギャップが生まれるので
「仲良くなってきたから
対応が柔らかくなってきたんだ」
という感覚を
持ってもらいやすくなります。
一度、
この空気が作れれば
プライベートな話もしやすくなるので
より距離を
縮めやすくなります。
マジメなのは
決して悪いことでは
ないのですが
度が過ぎると
いつまで経っても
関係性は近くなりません。
カタい態度や
丁寧すぎる言葉遣いなどで
相手に壁を感じさせてしまうと
親しくなるのに
長い時間が必要になるので
注意が必要。
くだけた態度を取ることは
「不マジメ」「失礼」
とは全く別物なので
思い切って
懐に飛び込んでみましょう。
関連記事
- 2018年12月29日 褒めるよりも社員が育つ表現あります。
- 2022年4月20日 ゴールが一緒ならみんな違ってみんな良い。
- 2021年5月6日 初対面で好感を持ってもらうためのコツ。
- 2019年11月11日 日本人はなぜ温泉を好むのか。