2022年3月20日

しつもん力

その「質問」は嫌われる。

Vol.1284

2022年3月20日(日)号

 

 

 

 

昨日、
ビジネスセッションをした方が

 

すごく
「質問」の
上手な方でして。

 

「どうしてコンサルタントの
 仕事をしようと思ったんですか?」

 

「メールマガジンの最初に
 昨日のできごとを書くのは
 なぜですか?」

など、

 

コンサルティングでは

わたしが
質問をすることが
ほとんどなので

 

色々と
聞いて頂けたのが
斬新でした(笑)

 

 

 


 

私はコミュニケーションを
円滑にするための基本は

 

「質問」だと

考えていて

 

「話し上手よりも聞き上手」

の方が

上手にしゃべる人よりも

 

話を上手に
引き出してくれる人の方が
相手から好かれますし

 

応援してもらえるんですよね。

 

 

質問してもらえると、

「この人は自分に
 興味を持ってくれている」と

感じるじゃないですか(笑)

 

 

相手に
興味を持たれるのは

基本的に嬉しいことですから

 

どんどん話したくなり

気持ちよく
しゃべらせてくれる人のことを
好きになっちゃうわけです。

 

 

 

なので、質問は

とても重要度の高い
スキルだと思っています。

 

 

 

かと言っても

 

がむしゃらに
質問すれば
いいというものではなく(笑)

 

 

されると

「ムムム?」という

質問もあります。

 

 

 

たとえで言うと

「役所に出すこの書類って
 どう書けばいいんでしょうか?」

 

みたいな
質問がきたとして

 

 

それって

私に聞かなくても

ネットで調べたり

 

役所に
直接電話をすれば
すぐにわかることだったり
するわけです。

 

 

これは

わたしに
興味があるのではなく

 

「自分の利益」のために

している質問ですよね。

 

 

お金を頂いている顧問先なら
大歓迎ですが

そうでない方の場合は

 

「なんでアナタが
 ラクをするために
 わたしが時間を
 割かないとならないの?」

と、

 

肝っ玉が小さい私は
思ってしまいます(笑)

 

 

 

ほかの例だと

保険の仕事をしている人が

 

「家族構成は?」

「どんな仕事をしてるんですか?」

「将来に不安はありますか?」

などの
質問しているとしたら

 

これも
やはり嫌われます。

 

 

 

 

なぜかというと

 

相手に興味が
あるのではなく

 

「自分の欲しい情報を
 引き出そうとする質問」は

嫌がられる
ということなですね。

 

 

 

意外と
こういう質問を
している人が多いんですね・・・

 

 

 

なので

コミュニケーションの
手段として

 

質問を使うのであれば、

 

まず、
相手を観察したり
事前に調べたりすることで

 

興味を持って

そのポイントについての
質問をするように心がける。

 

 

 

これだけでも

相手に与える印象は
大きく変わりますので

 

自分のしている質問の種類に

気を配ってみましょうね。

 

カレンダー

2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930