2022年6月8日
日々の気付き
1文字の違いが雲泥の差。
Vol.1364
2022年6月8日(水)号
奥さんが
旦那さんに
「今日はカレーがいい?
シチューがいい?」
と聞いたところ
旦那さんが
「カレーでいいよ」と答えたら
奥さんの
機嫌が悪くなった…。
また、
今夜はご馳走するからと
張り切る彼が
「お寿司にする?
イタリアンにする?」
と言ったところ
彼女が
「お寿司でいいよ」
と答えたところ
彼が不満げな
顔つきになった…。
これ、
どこに原因があるのか
わかります?
それは、
「で」の1文字に
あります。
「〇〇『で』いい」と
言われたら
なんとなく
やる気が落ちませんか?
反対に、
「○○『が』いい」と
言われると
やる気になるでしょ(笑)
たとえば
「うどんでいい」だと
そばでも
ハンバーグでも
なんでもいいという
印象がありますが
一方で
「うどんがいい!」となると
数多くの
選択肢の中から
うどんにする!
うどんじゃなきゃヤダ(笑)
という
意志が伝わります。
これが
人間になると
もっと違ってくるんですね。
「結婚するなら君がいい」
というのと
「結婚するなら君でいい」
というのとでは
キスかパンチぐらい(笑)
変わってきます。
私もついつい
「○○でいい」
と言っていることが
あるので(笑)
気を付けたいと思いますが
おもしろいことに
これが
過去形になると
意味がまったく
反対になります。
うどんを
食べ終えた後に
今日お昼は
「うどんでよかった」と言うと
自分の選択に
間違いはなかったという
安堵の気持ちが
あるわけですが
「うどんがよかった」となると
うどん以外の
選択をした人が
俺も
うどんにしておけば
よかったなぁ〜と(笑)
後悔することになります。
ビジネスでも
あなたがお客様から
「あなたがいい!」
「あなたで良かった!」
と言われるような
仕事をしたいですね。
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