2018年11月4日

繁盛のタネ

広島カープの経営にヒントあり。

 

平成最後の
プロ野球日本一を決める
SMBC日本シリーズ2018

 

王手をかけていた
ソフトバンクがカープを破り
シリーズ制覇を成し遂げましたね。

 

わたしは
北海道出身ということもあり
日本ハムファイターズが
北海道に移転してから
ずっとファイターズファンですが

 

今回の
日本シリーズ戦では
広島カープを応援してました。

 

いわゆる
にわか広島カープファン
というものですが

 

テレビを観たとき、

マツダスタジアムが
真っ赤に染まる
カープファンで
埋め尽くされているのを観て

 

一言
「すごいなぁ」と
思ったのが印象です。

 

なぜここまで
熱狂的なカープファンが
多いのか気になったんですね。

 

で、調べてみると
意外なことがわかりました。

 

 

 

 

 

 

 

プロ野球の球団の親会社は
どんな会社なのか。

広島カープを除く
11球団は
日本を代表する大手企業が
親会社になっていますが

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

広島カープだけは
親会社を持っていません

 

球場が
マツダスタジアムというので
株式会社マツダが
親会社のように思われがちですが

 

マツダは親会社ではないし
親会社は持っていないんですね。

 

マツダの連結決算にも
広島カープは出てきませんし
あくまでスポンサーです。

 

親会社がいないと
赤字経営したら
補てんはありません

 

だから
常に黒字経営
しなければならないんです。

 

 

 

 

 

 

 

広島カープの場合は
どうかというと

 

 

 

 

40年以上連続
黒字経営!

 

 

 

 

メガホンを使う
トランペットを吹く
オリジナルの応援歌や
ジェット風船。

 

実はいずれも
広島カープから
生まれた風景です。

 

最近では
カープ女子
けん引する女性ファンの獲得もしかり。

 

ソフトバンクのように
オーナーの一存で
大盤振る舞いができない分

 

市民球団の
広島カープは
地元に根差した
運営を心掛けています。

 

ファンを育てて
グッズ収入や観戦料収入を
増やすことに

 

絶えず
知恵を絞っている
からだこそです。

 

 

 

 

 

 

野球ファンになる理由って
案外単純なもので

 

親が応援しているから。
自分の地元の球団だから。

 

このような理由だけで
地元の球団を応援するのです。

 

応援しはじめると
ファンを辞めるという
概念がなくなります。

 

家族全員で
同じチームを応援するのは
とても楽しいものです。

 

特に、
女性は男性と比べて
子どもと一緒に過ごす
時間が多いため

 

母親の好きなものに
影響されやすいそうです。

 

そして
いつの間にか
子共も自分と同じ球団を
応援するように。

 

そして
またその子共が
自分の子供もファンにさせるという
止まらない連鎖
続いていくのです。

 

この連鎖は
磐石なので

 

女性への売り込み
どのマーケティングでも
重要視されています。

 

 

カープ女子

 

 

という言葉が確立されるくらい
広島カープには女性ファンが多いのです。

 

 

 

 

本気で広島女子を
日本全国に送り出せば

 

そのうち
日本のプロ野球中が
カープファンだらけ
なってしまうのではないか

 

などと思うのは
わたしだけでしょうか(笑)

 

 

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