2024年11月22日
目標設定術
なぜ個人事業主に目標設定が必要なのか?
一人で戦う経営者が考える「目の前の仕事」の罠から抜け出す方法
「今日も事件の締め切りに追われる毎日…」
「今月どれくらいいいかな…」
「将来の目標?考える余裕なんてないよ…」
個人事業主として独立したものの
毎日目の前の仕事に追われ、
気づけば夜遅くまでパソコンに向かっている。
私もそうでした
まず告白したら、私も同じでした。
朝から晩まで目の前の仕事を頑張って必死で、
売上の収益も立たず、ただがむしゃらに働いていました。
仕事を無駄にする日々。
「目標なんて、今は考えている暇がない」
「まずは目の前の仕事を片付けないと…」
「大企業じゃないんだから、なんて計画意味がないでしょ」
そう思いました。
変化のきっかけ
ある日、
常連のクライアントから
突然の契約終了を告げられました。
その瞬間、私は気づいたのです。
「今まで来た仕事は、何のため?」
「これからの方向性は?」
「次の一手は?」
答えは出ませんでした。
なぜなら、
目の前の仕事を遂行することだけに必死で、
自分の事業の方向性をまったく考えていないからです。
個人事業主にありがちな3つの仮定
1.「忙しいから目標なんて立てている暇がない」
- 朝から晩まで仕事
- 見積もり作成
- 請求書の発行
- クライアントとの打ち合わせ
- メールの返信…
確かに忙しいです。でも、「忙しい」のと「充実している」は違います。
2.「一人でやっているんだから、目標なんて必要ない」
- 社員もいない
- 会議もない
- 報告する相手もいない
なぜなら、自分自身のための「羅針盤」が必要なのです。
3.「今は売上が安定しているから大丈夫」
今のクライアントがずっと継続するとは限りません。 景気の変動もあります。
なぜ個人事業主こそ目標が必要なのか?
1. 判断基準ができる
「この案件、検討すべきですか?」
「この価格で検討しますか?」
「この仕事、今後どうするのですか?」
目標があれば、すべての判断に明確な基準ができます。
2. 時間の使い方が変わる
「この商談は優先度が高い」
「この勉強会は参加する価値がある」
「この作業は外注した効率の方が高い」
限られた時間の使い方が明確になります。
3. モティベーションが続く
「今月はあと○○万円」
「次のステップに向けて準備が必要」
「この調子で頑張れば目標達成できる!」
数字による意思化が、自分自身を原動力になります。
最初の一歩を踏み出すために
完璧な目標である必要はありません。
- 今月の売上目標を立てる
- 来月会いたいクライアントを3人決定
- 以前になりたい自分をイメージする
あなたは一人じゃない
個人事業主は確かに「個人」です。
ただし、「一人」である必要はありません。
私が主宰する目標達成☆ゼミでは、
同じように悩む個人事業主が集まり
課題の目標を共有し、切磋琢磨しています。
先日、あるゼミ生から
こんな声をいただきました。
「今まで一人で悩んでいた不安や悩みを話せる場所ができて、本当に心強いです。目標を持つことで、自分の進む方向が明確になりました」
まとめ:明日からできること
今日から始められる、小さな一歩があります。
- 今月の売上目標を紙に書き出す
- 毎日の行動目標を1つ決める
- 信頼できる仲間と目標を共有する
完璧を目指さなくてもいいで
まずは、自分のペースで始めてみましょう。
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